赤ちゃんにみかんはいつから?アレルギーや食べ過ぎ対策は?


今やハウス栽培などでほぼ一年中手に入るみかんですが、赤ちゃんに離乳食として与えても良いのでしょうか?
外の皮をむくのは分かるけど、アレルギーや消化について(薄皮など)心配・・・。
食べさせるとしてもいつからどのくらいの量を?
または食べさせたら下痢や嘔吐をしてしまった!

など、色々な疑問や不安をお持ちのママさんもおられると思います。

今日はそんな心配を解決するために、みかんについて徹底的に調査してきました!
私の集めた情報がママさんと赤ちゃんの役に立てば幸いです。

みかんと似てはいますがオレンジについてはコチラの記事でまとめています。

赤ちゃんにオレンジはいつから大丈夫?アレルギーや与え方は?

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みかんは離乳食に向いているの?

一口にみかんといっても種類や時期によってすごく甘みの強いものがあったり、逆に「ちょっと酸っぱい・・・」ようなものもあります。

みかんの消化の良し悪しについては比べ方が色々あるため、一概に言い切れないものです。
基本的には以下の項目で比較されます。

  • 消化時間(体内にとどまる時間)
  • 食物繊維の多い少ない(特に不溶性)
  • 胃腸への負担(酸味の強弱)
  • 水分の多い少ない

消化時間からみると食後だいたい1時間程度(リンゴと同等)で、バナナ(約2時間)と比べると消化が早い(=良い)です。

食物繊維については不溶性のものが少ない方が消化には良いとされていて、みかんに含まれているのは少量です。

しかしながら柑橘類でもあり酸味が強いものもあることから、胃腸への負担(刺激)という観点からはリンゴやバナナの方が優れているといえます。

果物に含まれる水分量については、少ない方が消化に良いというのが一般的な見解です。
みかん100グラムに対して87~89グラムが水分ですが、参考までにリンゴは約85グラム、バナナは約75グラムが水分となっています。

栄養面については、皆さんご存じのとおりビタミンCが豊富に含まれています。
その他にもビタミンA、葉酸、カリウムなどの成分が入っていますので風邪の予防だけでなく、赤ちゃんの体調を整える手助けをしてくれます。

また、最近の研究ではみかんに含まれる「β−クリプトキサンチン」に癌の抑制効果があるという報告もされています。

他に「りんご・バナナ・桃」という離乳食に適した果物があるものの、みかんも総合的に考えると離乳食に向いている方だといえます。

ちなみに「みかんの缶詰」は薄皮や種もなく食べさせやすいのですが、シロップに砂糖が多く使用されているため糖分の摂り過ぎになる可能性があります。
離乳食の時期には控えた方が良いでしょう。

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赤ちゃんにみかんはいつからどのように?

みかんは通常、生後5~6ヶ月頃の離乳食初期(ゴックン期)から与えても大丈夫です。

方法としては外皮と白いスジ、房の薄皮(この時期の赤ちゃんには消化が難しいため)をむいて、ある場合には種も取り除きます。

完全にみかんの「実だけ」にしてからお皿に乗せ、スプーンやフォークで食べさせやすい大きさにつぶします。
注意点としては実が大きすぎると「喉詰め・窒息」の危険がありますので、なるべく小さくした方が良いでしょう。

ちなみにみかんを房のまま(薄皮も付いたまま)与えるのは、2歳を過ぎてからが良いと思います。
この頃になれば消化能力も発達してくるのと、ある程度私たちの言葉が理解できてくるからです。

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赤ちゃんが食べてくれない場合には?

みかんの果肉(つぶつぶなど)が赤ちゃんの口に合わない場合には、絞って果汁だけを与えてみましょう。
参考までに、こんなしぼり器を見つけました。
「しぼる・つぶす・すりおろす」の3役をこなす上にコンパクトな形で、離乳食以外にも色々と使い道がありそうです。

楽天でしぼり器を見てみる

①みかんのしぼり汁に片栗粉を少々加えてよくかき混ぜます。
②片栗粉が溶けたら電子レンジ(500W)で30秒加熱します。

たったこれだけで「みかんのとろとろ片栗」の出来上がりです。
とろみが弱い場合には再度かき混ぜてから10秒位でチンして様子をみましょう。

加熱によって酸味が減るだけでなく、片栗で舌触りが滑らかになって食べやすくなります。
ただ、できたては非常に熱いのでよく冷ましてから与えましょう。

基本的に赤ちゃんに与える果物について加熱は不要ですが、メリットはいくつかあります。

  • 果物によっては甘味が増す
  • 柔らかくなるのでお腹に優しい(消化に良い)
  • 食中毒の予防(熱で殺菌される)
  • 温めることでお腹が冷えるのを防ぐ
  • アレルギーが出にくくなる

果物の多くは加熱により酸味が抑えられて甘味が増すほか、全体的に柔らかくなるので赤ちゃんにとっても食べやすくなります。

それから私たち大人と比べると赤ちゃんはまだまだ菌に対する抵抗力が少ないものです。
まな板や包丁、果物自体に付着している雑菌を除去するためにも加熱は有効です。

アレルギーについては下の項目で詳しく説明しますが、加熱されたものと比べて非加熱の方がアレルゲンになりやすい場合があります。
これはアレルギーを引き起こす原因となるタンパク質が熱によって変化することによります。

そのため、加熱されている缶詰やジュースなら大丈夫でも、生で食べたらアレルギーが出たというケースもあります。

このように、上で挙げたような点が心配に思われる方には食前の加熱をおススメします。
デメリットとしてはみかんに含まれているビタミン類が減少したり、もともとの風味が損なわれることが考えられます。

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食べ過ぎるとどうなるの?

次にみかんの分量について説明します。
赤ちゃんに初めてみかんを食べさせる場合(果汁でも)、まずはスプーン1杯からスタートしましょう。
何ともなければ日を追って様子を見つつ、少しずつ量を増やしていく方が無難です。

どんどん食べるからといって一度に大量に食べさせるのは控えましょう。
食べ過ぎると消化不良で下痢をしたり、いつもよりお腹がゆるくなったりします。

それから、主にみかんなどの柑橘類の食べ過ぎで起こる「柑皮症(かんぴしょう)」にも注意が必要です。
これはみかんに含まれるβカロテン(黄色の色素)という成分により、赤ちゃんの肌(特に手の平や指、足の裏など)が黄色っぽくなるというものです。

みかんの他にはにんじん、かぼちゃ、あんず、パセリ、とうもろこし、マンゴーなどにもβカロテンが多く含まれています。

治療法としてはβカロテンの摂取を控えることで、次第に肌の色は元通りになります。
肌の色の変化以外に症状はないとされていますが、みかんの与え過ぎには気を付けましょう。

大人でもみかんは1日に2個までが良いといわれています。
赤ちゃんの場合は大人に比べて体重もはるかに少ないので、多くてもみかん1個の半分(5~6房)を超えて与えない方が無難です。

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参考までに赤ちゃんの月齢別にみたみかんの分量を紹介しておきます。
私の勤務先におられる小児科の先生と、管理栄養士の方に適量を聞いてきました。
(※単位は1日あたりです)

  • 5ヶ月~6ヶ月(ゴックン期)・・・1~2房(約10グラム)
  • 7ヶ月~8ヶ月(モグモグ期)・・・2~3房(約20グラム)
  • 9ヶ月~10ヶ月(カミカミ期)・・・3~4房(約30グラム)
  • 11ヶ月~1歳(パクパク期)・・・4~5房(約40グラム)

みかん1房の大きさは種類や個体によって違いますので、あくまでも目安としてお考えください。
ここでは『みかんMサイズ』(1房だいたい7~8グラム)で計算しています。

果汁に関しても上のグラム数が適量ですが、原液が濃過ぎると思われたら「湯冷まし」で少し薄めて与えましょう。

ちなみに赤ちゃんの離乳食の内容や分量、食後の変化の有無などをカレンダーに書き込んでいくと、後から確認できるので便利です。

みかんでアレルギーは出るの?

ここではみかんのアレルギーについて説明します。
実は果物に限らず、どんな食べ物でも少なからずアレルギーの可能性があります。

政府の機関から発表されている資料によると、最もアレルギーが起こりやすいとされている20品目(そのうち果物は5品目)には含まれていません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

しかしながら、先述したように絶対大丈夫という訳ではありません。
実際にみかんの仲間でもあるオレンジは上記の20品目の中に入っています。

症状としては『口腔アレルギー症候群』といって、特定の食品を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。

個人差によりますが、まれに嘔吐や下痢、呼吸困難といった重症になるケースも報告されています。
食後しばらくは赤ちゃんの口周りや、お腹の調子に変化が無いか気にしておきましょう。

もしみかんで赤ちゃんにアレルギー反応が出た場合には、

  • オレンジ
  • リンゴ
  • バナナ
  • キウイフルーツ

などでも同様のアレルギーが出る場合があります。

また、みかんに限らず何でも初めての食品を口にする場合には「平日の午前中が良い」といわれています。

それは、もし重大なアレルギー反応などが出た場合すぐに病院に駆け込めるからです。
これが日曜祝日の夜などでしたら、診てくれる病院も限定されてしまいます。
赤ちゃんの万一に備えておくという観点で、頭に入れておきましょう。

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もし下痢や嘔吐をしてしまったら?

みかんを食べてから急にお腹がゆるくなったり、吐き戻してしまった場合にはすぐに食べさせるのをやめて他の症状(発熱や呼吸困難など)がないか確認しましょう。

下痢や嘔吐だけの場合でも原因は

  • みかんの食物アレルギー
  • 食べ過ぎによる消化不良
  • 生食によりお腹が冷えた
  • 胃が受け付けなかった
  • 食中毒やその他の原因

というようにいくつか考えられます。

口の周りが赤くなったりするなどの症状が出ればアレルギーの可能性が高いのですが、下痢や嘔吐だけでは原因が特定しにくいのです。
そのため、食べさせる分量や与え方(調理方法など)に再検討が必要な場合もあります。

下痢や嘔吐の状態が続いたり、赤ちゃんに元気がないなどの場合には小児科を受診しましょう。
気になる方にはアレルギー検査をされることをおススメします。

まとめと私の体験談

このように与え始める時期やアレルギーについて調べていると、注意点も色々出てきました。
少し気をつければ済むものも多いので、あまり固く考えずに要点だけ押さえておきましょう。

それでは最後にまとめとなりますが

赤ちゃんにみかんは?
  • 生後5~6ヶ月くらいの離乳食初期から
  • 薄皮をむいて実だけをつぶす
  • 生が不安な場合には加熱して
  • 最初はスプーン1杯から
  • 食後のアレルギーにも気を付けて

といったところでしょうか。
私の2人の娘は1月と2月生まれで、離乳食を開始したのが7月と8月でした。
時期的に旬のみかんは食べさせられませんでしたが、現在2歳半の上の子は薄皮ごと食べています。

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