赤ちゃんにヒジキはいつから?アレルギーや離乳食には?


煮物や海藻サラダ、天ぷらなどにしても美味しいヒジキですが、赤ちゃんの離乳食にはどうなのでしょうか。

先日スーパーの海産物コーナーでヒジキが目に入り、こんな疑問が頭に浮かんできました。

  • 赤ちゃんにヒジキはいつ頃からOK?
  • 海藻類は消化に悪い気がするけど?
  • アレルギーが出たりしないだろうか?

などなど・・・私にも1歳過ぎの娘がおりまして、ちょうど離乳食の時期を迎えております。

今日はそんな私と同じような疑問をお持ちの方の為にも、調べた結果などを紹介していきたいと思います。

ちなみにヒジキ以外の海藻類については、下記に詳しくまとめてあります。

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毎日お忙しい皆さんのお役に立てれば幸いです。

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赤ちゃんにヒジキはいつ頃からOK?

まずはじめに、ヒジキの開始時期に注目してみましょう。
私が調べたいくつかの離乳食サイトによると、ヒジキは一般的に生後7~8ヶ月頃の離乳食中期から大丈夫という見方が多いようでした。

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ただ、ヒジキには独特の食感と多少の磯臭さが残る場合があります。
そして海藻類の多くは繊維がしっかりしているため、歯の生え揃っていない赤ちゃんにとって食べにくいことも考えられます。

そのため、離乳食の中期よりも後期(9~10ヶ月)や完了期(11~12ヶ月)になってからを勧めている育児本もありました。

ヒジキを離乳食として食べさせるには?

では次に赤ちゃんへの与え方を見てみましょう。
市販されているヒジキは、一般的に乾燥させてある「干しヒジキ」が主となっています。

それからヒジキは部分別に分けて出荷されることが多く、「茎」だけを集めたものは

  • 長ヒジキ
  • 茎ヒジキ
  • 糸ヒジキ

などと呼ばれています。
中には太くて長いものもあり、弾力や歯ごたえが強くなっています。

一方で「芽」や「葉」の部分だけにしたものは

  • 芽ヒジキ
  • 姫ヒジキ
  • 米ヒジキ

と呼ばれていて、柔らかさの観点から赤ちゃんにはこちらの方が食べやすいと思われます。

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ちなみに干しヒジキは日持ちするためおススメですが、市場に出回っている約9割は輸入品(韓国や中国からの)となっています。
外国産が気になる方は、やや高価にはなりますが「国産品」を探してみましょう。

さて、調理方法ですが水で戻した干しヒジキをしっかりと茹でてからすり潰し、

  • おかゆ
  • うどん
  • お味噌汁
  • 野菜スープ
  • 各種「お焼き」

などに混ぜるのがおススメです。
あとは赤ちゃんの成長具合に合わせて、すり潰したものから刻んだものへと切り替えていくのが良いでしょう。

あくまで目安ですが、芽ヒジキなら1歳半くらいになれば煮てから刻まずにそのままでも大丈夫と思われます。

ヒジキで下痢をしたり消化されないことも?

ヒジキは海藻類の中でも繊維がしっかりしているため、消化にはあまり良くないとも言われています。
特に離乳食期における赤ちゃんの胃腸はまだまだ未発達で、私たち大人と比べても消化不良になりやすいものです。

そのため赤ちゃんによっては、ヒジキが未消化でうんちに出てくることも考えられます。
食べさせた翌日などのオムツ交換の際には、少し気にかけておきましょう。

私の勤務先におられる小児科の先生にも聞いてみたところ、

「多少のヒジキ程度でしたらそこまで胃腸への負担にはなりにくく、うんちに出てきても特に問題ないですよ」

と言われました。
それでも気になる場合には与えるヒジキをさらに細かくするか、もう少し時期を置いてからにしてみましょう。

明らかにヒジキが原因で下痢をしている場合には、一度かかりつけの先生に相談された方が無難と思われます。

ヒジキでアレルギーが出ることも?

それからヒジキも食品である以上、食物アレルギーになる可能性があります。
参考までに政府発表の資料を見てみましょう。

この中にヒジキは含まれていませんが、絶対に大丈夫というわけではありません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

もともと海藻類は比較的アレルギーが出にくいとされています。
しかしながら育児サイトをいくつか閲覧して回ったところ、少数ながらヒジキでアレルギーが出る子供がいるようです。

症状としては『口腔アレルギー症候群』といって、食事中や食後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。

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その他にも

  • 手足、身体の蕁麻疹(じんましん)
  • 目のかゆみや充血
  • 鼻水
  • 喉の痛みや腫れ
  • 喘息
  • 下痢や嘔吐

というように、中には「花粉症」や「食中毒」に類似する症状が出る場合もあります。

念のため食後1時間くらいは子供の身体や、お腹の調子に変化が無いか観察しておきましょう。
食後しばらく経ってから、子供の口の中を覗いてみるのも良いでしょう。

もし子供にヒジキでアレルギー反応が出た場合には、

  • ワカメ
  • 昆布
  • 海苔
  • もずく
  • ところてん(寒天)

といった他の海藻類でも同様のアレルギーが出る可能性があるため、食べさせる際には注意が必要です。

それからヒジキに限らず、初めての食品を赤ちゃんに食べさせるのは「平日の午前中が良い」とされています。

それはもし重大なアレルギー反応などが出た場合、すぐに病院に駆け込めるからです。
これが例えば土日祝日の夕方以降などでしたら、受診可能な病院を探すのが困難になります。

同様にお盆や正月、GWなどの大型連休も避けた方が無難です。
子供の万が一に備えておくという意味でも、頭に入れておきましょう。

気になる方には小児科や皮膚科で、パッチテスト(採血不要)などの検査をしてもらうことも可能です。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。

【楽天ブックス】はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア

病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。

【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 / 太田知子 イラスト

文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。

ご自身で読まれる以外に、初めてお子さんが生まれたご家庭へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

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ヒジキにヒ素が含まれているってホント?

さて、ヒジキに関しては少々物騒な問題もあります。
どこかで耳にされたかもしれませんが、ヒジキには人体に有害とされる「ヒ素」が含まれていると言われています。

このヒ素はもともと農薬や防腐剤に使用される程に毒性が強い物質です。
私も心配になりましたので、色々なサイトでヒジキに含まれるヒ素について調べてみました。

その中で、最も信頼性の高そうな記述がありましたので紹介しておきます。

『平成14年度の国民栄養調査によれば、日本人の一日あたりの海藻摂取量は、14.6gですが、これは、海苔や昆布といった他の海藻類を含んだ量です。海藻類の国内生産量、輸入量及び輸出量から、海藻類のうちのヒジキの占める割合を試算したところ、6.1%であり、摂取量の割合もこれと大きな差はないと推定すれば、ヒジキの一日あたりの摂取量は約0.9gとなります。
一方、WHOが1988年に定めた無機ヒ素のPTWI(暫定的耐容週間摂取量)は15μg/kg体重/週であり、体重50kgの人の場合、107μg/人/日(750μg/人/週)に相当します。FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ヒ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂食するとしても、毎日4.7g(一週間当たり33g)以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはありません。
海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません。
また、ヒジキは食物繊維を豊富に含み、必須ミネラルも含んでいます。
以上から、ヒジキを極端に多く摂取するのではなく、バランスのよい食生活を心がければ健康上のリスクが高まることはないと思われます』

(参考資料:厚生労働省のHP内『ヒジキ中のヒ素に関するQ&A』より引用)

よく読んで要約してみると、普段の食事として普通に食べる分には問題ないと書かれています。
ただし、赤ちゃんにもしものことがあっては大変です。
極端にヒジキばかりを与えないように留意しておきましょう。

まとめと私の体験談

このように今回はヒジキの開始時期や、アレルギーに関することを調べてみました。
そこまで大きな問題は出てきませんでしたが、ポイントだけでも頭に入れておくと良いでしょう。

それでは最後にまとめとなりますが

赤ちゃんにヒジキは?
  • 生後7~8ヶ月頃の離乳食中期から
  • しっかり加熱調理して食べやすく
  • おかゆやうどん、みそ汁などに混ぜて
  • 中には未消化でうんちに出てくることも
  • ヒ素中毒については一応の注意を

といったところでしょうか。

参考までに、私の娘(1歳過ぎ)にもヒジキご飯を試してみました。
茹でたヒジキをそのまま軟飯に混ぜてみると、最初は指でつまんだりしましたが最終的に全部食べてくれました。

食後のアレルギーや消化面でも特に気になる点はありませんでしたので、今後の離乳食メニューに追加することにしました。

ちなみにヒジキには、食物繊維に加えてビタミンB2やKが豊富に含まれています。
それから、鉄分やカルシウム(牛乳の十数倍)の値が高いことでも有名です。

調理がしやすく栄養価も高い食材ですので、うまく離乳食に取り入れてあげたいですね!

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