赤ちゃんにサクランボはいつから?アレルギーや下痢は大丈夫?


頂き物や買ってきたサクランボがあるけど、赤ちゃんに離乳食として与えても良いのだろうか?
種を取るべきなのは分けるけど、アレルギーや消化が心配・・・。
食べさせるとしてもいつからどのくらい?

などなど、色々な不安をお持ちのママさんもおられると思います。

今日はそんな疑問を解決するために、サクランボについて徹底的に調査してきました!
私の集めた情報がママさんと赤ちゃんの役に立てば幸いです。

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サクランボは離乳食に向いているの?

よく熟したサクランボは柔らかくて甘みも強いのですが、種類によっては水分が少なかったり酸味があったりもします。

他の果物と違って1粒1粒が小さめなので赤ちゃんに丸ごと与えると「喉詰め・窒息」といった危険性が伴います。
『丸呑みは危ない』ということが理解できる年頃(3歳ぐらい)までは、そのまま与えるのを避けた方が良いと思われます。

また、中には種があるので食べさせる際には取り除きましょう。

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それから消化の良し悪しについてですが、サクランボは普通(リンゴや桃などと同じくらい)といわれています。
平均的な消化時間をみると食後だいたい1時間程度で、バナナ(約2時間)と比べると消化が早い(=良い)です。

栄養面をみると、サクランボにはそれ程突出した成分があるわけではありません。
逆に考えると糖質、ビタミンA、ビタミンC、リン、カルシウム、カリウム、鉄分、カロチンなどがバランス良く含まれています。

リンゴやバナナといった他に手軽な果物があったり、食べさせるための加工に手間がかかることから、サクランボはそこまで離乳食に向いているとはいえないでしょう。

赤ちゃんには「こんな果物もあるんだよ」という感じで、機会があれば食べさせてあげるくらいで良いと思います。

ちなみに「サクランボ(チェリー)の缶詰」はシロップ漬けになっているため、糖分の摂り過ぎになる可能性があります。
赤ちゃんのうちは控えた方が良いでしょう。

赤ちゃんにサクランボはいつからどのように?

サクランボは一般的に生後5~6ヶ月頃の離乳食初期(ゴックン期)から与えても大丈夫です。

まず茎を抜いて消化されにくい皮を取り除きましょう。
皮はそのままでもむけますが、うまくむくコツとしては一旦冷凍するのがおススメです。
冷凍庫から常温に出して「半解凍」の状態になると手で皮がむきやすくなります。

時間がない場合には熱湯に10秒程度くぐらせる「湯むき」も可能です。

それから包丁で実を半分に切って中の種を取ります。
2本のフォークでつついて取る方が早いこともあります。

実が小さいとおろし金ですりおろすのが難しいので、すり鉢ですりつぶすか包丁で細かくみじん切りにしてからあげましょう。

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さらにひと手間加えるならば?

一例になりますが、上の項目でできた「すりつぶしサクランボ」にヨーグルトを加えると舌触りも滑らかになって食べやすくなります。

乳幼児向けのベビーダノンなどが良いでしょう。
参考までに、こんなヨーグルトです。

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それでもサクランボの果肉が赤ちゃんの口に合わない場合には、すりつぶしてから絞って果汁だけを与える方法もあります。
水分の多いサクランボで試してみましょう。

与える分量については?

赤ちゃんに初めてサクランボを食べさせる場合、果肉も果汁もスプーン1杯からスタートしましょう。
何ともなければ日を追って様子を見つつ、少しずつ量を増やしていく方が無難です。

食べるのを嫌がる場合には無理をせず、反対にどんどん食べるからといって一度に大量に食べさせるのは控えましょう。
与え過ぎると消化不良で下痢をしたり、いつもよりお腹がゆるくなったりします。

また、昨日はちゃんと食べてくれたのに今日はイマイチ進まない・・・というように食べる量にムラがあったりもします。
それも普通のことですので、焦らずに「こんな日もあるんだ」と考えて赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。

果汁に関しては1日に大さじ2~3杯くらいが目安で、原液が濃過ぎると思われたら「湯冷まし」で少し薄めて与えましょう。

参考までに赤ちゃんの月齢別にみたサクランボの分量を紹介しておきます。
私の勤務先におられる小児科の先生と、管理栄養士の方に適量を聞いてきました。
(※単位は1日あたりです)

  • 5ヶ月~6ヶ月(ゴックン期)・・・2~3粒(約10グラム)
  • 7ヶ月~8ヶ月(モグモグ期)・・・3~4粒(約20グラム)
  • 9ヶ月~10ヶ月(カミカミ期)・・・4~5粒(約30グラム)
  • 11ヶ月~1歳(パクパク期)・・・・5~6粒(約40グラム)

サクランボ1粒の大きさは種類によって違ったり、食べる量には個人差もありますのであくまでも目安としてお考えください。

ちなみに赤ちゃんの離乳食の内容や分量、食後の変化の有無などをカレンダーに書き込んでいくと、後から確認できるので便利です。

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生のまま与えても大丈夫?

よく赤ちゃんに食べさせるものは生ではなく加熱してからが良いといわれています。
ただそれは野菜や肉などの場合であって、果物に関していえば「基本的に加熱は不要」とされています。

ただ、加熱することで得られるメリットは何点かあります。

  • 果物によっては甘味が増す
  • 柔らかくなるのでお腹に優しい(消化に良い)
  • 食中毒の予防(熱で殺菌される)
  • 温めることでお腹が冷えるのを防ぐ
  • アレルギーが出にくくなる

果物の多くは加熱により酸味が抑えられて甘味が増すほか、全体的に柔らかくなるので赤ちゃんにとっても食べやすくなります。

それから私たち大人と比べると赤ちゃんはまだまだ菌に対する抵抗力が少ないものです。
まな板や包丁、果物自体に付着している雑菌を除去するためにも加熱は有効です。

アレルギーについては次の項目で詳しく説明しますが、加熱されたものと比べて非加熱の方がアレルゲンになりやすい場合があります。
これはアレルギーを引き起こす原因となるタンパク質が熱によって変化することによります。

そのため、加熱されている缶詰やジュースなら大丈夫でも、生で食べたらアレルギーが出たという子もいます。

このように、上で挙げたような点が心配に思われる方には食前の加熱をおススメします。
加熱のデメリットとしてはサクランボに含まれているビタミン類が減少したり、もともとの風味が損なわれることが考えられます。

サクランボでアレルギーは出るの?

ここではサクランボのアレルギーについて説明します。
実は果物に限らず、どんな食べ物でも少なからずアレルギーの可能性があります。

政府の機関から発表されている資料によると、最もアレルギーが起こりやすいとされている20品目(そのうち果物は5品目)には含まれていません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

しかしながら、先述したように絶対大丈夫という訳ではありません。
『口腔アレルギー症候群』といって、特定の食品を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。

個人差によりますが、まれに嘔吐や下痢、呼吸困難といった重症になるケースも報告されています。
食後しばらくは赤ちゃんの口周りや、お腹の調子に変化が無いか気にしておきましょう。

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もしサクランボで赤ちゃんにアレルギー反応が出た場合には、同じバラ科の果物である

  • リンゴ
  • イチゴ

などでも同様のアレルギーが出る場合があります。

また、サクランボに限らず何でも初めての食品を口にする場合には「平日の午前中が良い」といわれています。

それは、もし重大なアレルギー反応などが出た場合すぐに病院に駆け込めるからです。
これが日曜祝日の夜などでしたら、診てくれる病院も限定されてしまいます。
赤ちゃんの万一に備えておくという観点で、頭に入れておきましょう。

もし下痢をしてしまったら?

サクランボを食べてから急にお腹がゆるくなったり、明らかに下痢をしてしまったらすぐに食べさせるのをやめて他の症状(嘔吐や発熱など)がないか確認しましょう。

下痢をしているだけの場合でも原因については

  • サクランボの食物アレルギー
  • 食べ過ぎによる消化不良
  • 含まれる成分が身体に合わない
  • 生食によりお腹が冷えた
  • たまたま他の原因

というようにいくつか考えられます。

サクランボに含まれる「ソルビトール」は糖類の一種ですが体内では消化されにくく、赤ちゃんの体質によってはお腹が緩くなることもあります。

口の周りが赤くなったりするなどの症状が出ればアレルギーの可能性が高いのですが、下痢だけでは原因が特定しにくいのです。

下痢の状態が数日続いたり、赤ちゃんに元気がないなどの場合には小児科を受診しましょう。
気になる方にはアレルギー検査をされることをおススメします。

まとめと私の体験談

このように与え始める時期やアレルギーについて調べていると、注意点も色々出てきました。
少し気をつければ済むものも多いので、あまり固く考えずに要点だけ押さえておきましょう。

それでは最後にまとめとなりますが

赤ちゃんにサクランボは?
  • 生後5~6ヶ月くらいの離乳食初期から
  • 皮と種を取ってから食べやすく
  • 生が不安な場合には加熱して
  • 最初はスプーン1杯から
  • 食後のアレルギーにも気を付けて

といったところでしょうか。
我が家では季節的に離乳食としては食べさせられませんでした。

2歳を過ぎた今では誤飲を防ぐために、実を半分に割って種だけ取り除いて与えています。

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