赤ちゃんにパパイヤはいつから?アレルギーや下痢は大丈夫?


南国の果物というイメージの強いパパイヤですが、赤ちゃんに離乳食として与えても良いのでしょうか?
(※正式には「パパイ」ですが、我が国では「パパイヤ」が浸透しているようです)

外皮をむいて中の種を取るのは分かるけど、いつからどのくらいの量を与えれば?
それに、アレルギーや消化についても心配・・・。
食べさせたら下痢や嘔吐をしてしまった!

というように、色々な疑問や不安をお持ちのママさんもおられると思います。

今日はそんな心配を解決するために、パパイヤについて徹底的に調査してきました!
私の集めた情報がママさんと赤ちゃんの役に立てば幸いです。

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赤ちゃんにパパイヤはいつからどのように?

パパイヤは通常、生後11ヶ月~1歳頃の離乳食後期(パクパク期)から与えても良いでしょう。

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ただ、このパパイヤのように南国系の果物に関しては「与えはじめる時期」について様々な意見や見解が出回っています。

一例を挙げると

  • 生後6ヶ月から与えていた
  • 少なくとも1歳を過ぎてから
  • 2歳を過ぎてからが好ましい
  • 3歳まではダメ
  • 遅ければ遅いほど良い

というように色々な育児サイトを見て回りましたが、大半はアレルギーが心配なので「あまり早いうちから与えない方が無難」という傾向が見られました。

その一方で書籍の中にはこのように記述されているものもあります。

主婦の友社から平成24年11月20日に発行されている「最新版 きほんの離乳食 カミカミ期9~11月ごろ」(P.62の食べていいもの・悪いもの早見表)によると、パパイヤはこの時期に食べさせてもOKとされています。
また、『果肉が柔らかいので、すりつぶすのも簡単』とも書かれています。

他に注意点として、まだ若い(あまり熟れていない)パパイヤにはパパインというタンパク質分解酵素が多く含まれています。
(※ちなみにパパイヤから発見された成分であり、生のパイナップルにも同様のものが含まれています)

よく熟れていてもこのパパインが多少は残っていて、皮膚に付いたままだと痒みが出たり肌荒れに繋がる場合が考えられます。
食後には濡らしたガーゼハンカチなどで赤ちゃんの口周りや手を拭いてあげましょう。

また、残った果汁が原因で口の中や喉の奥が痒くなることもあります。
洗い流すという意味でも、食べ終わったら白湯(さゆ)かミルクを飲ませてあげることをおススメします。

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赤ちゃんが食べてくれない場合には?

パパイヤの果肉や味が赤ちゃんの口に合わない場合には、ベビーダノンや砂糖不使用のプレーンヨーグルトに混ぜるという方法もあります。
これで酸味が薄まったり、舌触りが良くなって食べやすくなります。
ちなみにこんなヨーグルトです。

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それから、赤ちゃんには加熱してからの方が良いのでは?とお考えの方もおられると思います。
基本的に赤ちゃんに与える果物について加熱は不要ですが、メリットはいくつかあります。

  • 果物によっては甘味が増す
  • 柔らかくなるのでお腹に優しい(消化に良い)
  • 食中毒の予防(熱で殺菌される)
  • 温めることでお腹が冷えるのを防ぐ
  • アレルギーが出にくくなる

果物の多くは加熱により酸味が抑えられて甘味が増すほか、全体的に柔らかくなるので赤ちゃんにとっても食べやすくなります。

それから私たち大人と比べると赤ちゃんはまだまだ菌に対する抵抗力が少ないものです。
まな板や包丁、果物自体に付着している雑菌を除去するためにも加熱は有効です。

アレルギーについては下の項目で詳しく説明しますが、加熱されたものと比べて非加熱の方がアレルゲンになりやすい場合があります。
これはアレルギーを引き起こす原因となるタンパク質が熱によって変化することによります。

上で紹介しましたタンパク質分解酵素(パパイン)も、熱を加えることでその性質は無くなります。
例えば料理などでお肉を柔らかくするために「生のパイナップル」を切って一緒に漬け込んだりします。
しかし、パイン缶などの「缶詰」ではその効果が出ません。
これは缶詰の製造工程で加熱がなされていて、タンパク質分解酵素が活性を失っているからです。

パパイヤについても同様で、加熱されているジャムやジュースなら大丈夫でも、生で食べたらアレルギーが出たというケースもあります。

このように、上で挙げたような点が心配に思われる方には食前の加熱をおススメします。
デメリットとしてはパパイヤに含まれているビタミン類が減少したり、もともとの風味が損なわれることが考えられます。

パパイヤの缶詰はどうなの?

では、加熱されている「缶詰」なら普通に与えても良いかというとそうでもありません。。

果物の缶詰はその保存方法上、砂糖を大量に使用したシロップに漬けられています。
そのため赤ちゃんにとっては糖分の摂り過ぎになる可能性もあります。

パパイヤの缶詰を頻繁に与えるのは避け、「たまに少量」くらいで中身を先に水洗いをしてからにしましょう。
そのまま与えるよりはシロップが洗い流され、糖分を減らすことができます。

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パパイヤは離乳食には向いているの?

上の項目でも少し触れましたが、パパイヤは無理に離乳食として食べさせなくても良い果物と言えます。

まず、消化に関係するものとして

  • 消化時間はリンゴと同じくらい
  • 食物繊維量はリンゴよりも多い
  • ものによっては酸味がある

といった特徴があります。

パパイヤの消化時間は早くも遅くもなく普通で、だいたい1時間程度といわれています。
最速の消化時間を誇るスイカやメロン(約30分)には及びませんが、バナナ(約2時間)よりは早く消化されます。
体内にとどまる時間が長ければ長いほど、胃腸への負担がかかるということになります。

次に食物繊維(特に不溶性)についてですが、これは少ない方が消化に良いとされています。
パパイヤの可食部100グラムに含まれているのは平均して2.2グラムとなっています。
参考までに100グラムで比較するとリンゴは1.5グラム、バナナはやや少なく1.1グラムです。

それから生のままのパパイヤは、よく熟れていても多少の酸味があります。
グレープフルーツなどの柑橘(かんきつ)類よりはマシですが、お腹への刺激になることも想定できます。

栄養面についてはビタミンCと葉酸が非常に多く、次いでビタミンAやEが豊富に含まれています。
ミネラルではマグネシウムやカリウム、銅などがバランス良く含まれています。
そのため、免疫力アップによる風邪の予防や体調を整える効果も期待できます。

他にリンゴやバナナといった離乳食に適した果物がありますので、「こんな果物もあるんだよ」という感じで与えるのが良いでしょう。

食べ過ぎるとどうなるの?

次にパパイヤの分量について説明します。
赤ちゃんに初めて食べさせる場合、まずはスプーン1杯からスタートしましょう。
何ともなければ日を追って様子を見つつ、少しずつ量を増やしていく方が無難です。

どんどん食べるからといって一度に大量に食べさせるのは控えましょう。
食べ過ぎると消化不良で下痢になったりします。

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参考までに赤ちゃんの月齢別にみたパパイヤの分量を紹介しておきます。
私の勤務先におられる小児科の先生と、管理栄養士の方に適量を聞いてきました。
(※単位は1日あたりです)

  • 11ヶ月~1歳(パクパク期)・・・2~3切れ(約20グラム)
  • 1歳~1歳半(完了期)・・・・・・3~4切れ(約30グラム)
  • 1歳半~2歳(幼児期)・・・・・・4~5切れ(約40グラム)
  • 2歳~3歳(幼児期)・・・・・・・5~6切れ(約50グラム)

上記は「普通サイズのパパイヤの可食部」で計算しています。
人によって切り方に大小がありますので、種を取り除いてグラム数を量るのが良いかと思われます。
赤ちゃんに与えた残りはパパやママで食べ切るか、小分けして冷凍しておくと良いでしょう。

ちなみに赤ちゃんの離乳食の内容や分量、食後の変化の有無などをカレンダーに書き込んでいくと、後から確認できるので便利です。

パパイヤでアレルギーは出るの?

ここではパパイヤのアレルギーについて説明します。
実は果物に限らず、どんな食べ物でも多少のアレルギーの可能性があります。

政府の機関から発表されている資料によると、最もアレルギーが起こりやすいとされている20品目(そのうち果物は5品目)には含まれていません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

しかしながら、先述したように絶対大丈夫という訳ではありません。

症状としては『口腔アレルギー症候群』といって、特定の食品を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。

個人差によりますが、まれに嘔吐や下痢、全身に蕁麻疹(じんましん)、呼吸困難といった重症になるケースも報告されています。
食後1時間程度は赤ちゃんの口周りや、お腹の調子に変化が無いか気にしておきましょう。

もしも、パパイヤで赤ちゃんにアレルギー反応が出た場合には、

  • リンゴ
  • バナナ
  • オレンジ
  • キウイフルーツ

などでも同様のアレルギーが出る場合があります。

また、パパイヤに限らず何でも初めての食品を口にする場合には「平日の午前中が良い」といわれています。

それは、もし重大なアレルギー反応などが出た場合すぐに病院に駆け込めるからです。
これが日曜祝日の夜などでしたら、診てくれる病院も限定されてしまいます。
赤ちゃんの万一に備えておくという観点で、頭に入れておきましょう。

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もし下痢や嘔吐をしてしまったら?

パパイヤを食べてから急にお腹がゆるくなったり、吐き戻してしまった場合にはすぐに食べさせるのをやめて他の症状(発熱や呼吸困難など)がないか確認しましょう。

下痢や嘔吐だけの場合でも原因は

  • パパイヤの食物アレルギー
  • 食べ過ぎによる消化不良
  • 生食によりお腹が冷えた
  • 胃が受け付けなかった
  • 食中毒やその他の原因

というようにいくつか考えられます。

口の周りが赤くなったりするなどの症状が出ればアレルギーの可能性が高いのですが、下痢や嘔吐だけでは原因が特定しにくいのです。
そのため、食べさせる分量や与え方(調理方法など)に再検討が必要な場合もあります。

下痢や嘔吐の状態が続いたり、赤ちゃんに元気がないなどの場合には小児科を受診しましょう。
気になる方にはパッチテストなどのアレルギー検査をされることをおススメします。

まとめと私の体験談

このように与え始める時期やアレルギーについて調べていると、注意点も色々出てきました。
少し気をつければ済むものも多いので、あまり固く考えずに要点だけ押さえておきましょう。

それでは最後にまとめとなりますが

赤ちゃんにパパイヤは?
  • 無理に早めず生後1歳前後から
  • 種を取って食べやすく
  • 生が不安な場合には加熱して
  • 最初はスプーン1杯から
  • 食後のアレルギーにも気を付けて

といったところでしょうか。
私の2人の娘は現在2歳9ヶ月と8ヶ月です。

パパイヤについてはなかなか入手の機会がなく、未だに食べさせておりません。
どこかから頂いたり、バイキングのデザートなどであれば少しずつ試してみようと思っています。

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