サラダや冷や奴の彩りなどでも美味しいかいわれ大根ですが、赤ちゃんの離乳食にはどうなのでしょうか。
先日スーパーの野菜売り場でかいわれ大根を見かけ、こんな疑問が頭に浮かんできました。
- 赤ちゃんにかいわれ大根はいつ頃からOK?
- アレルギーが出たりしないだろうか?
- そもそも離乳食には向いているの?
などなど・・・私にも1歳過ぎの娘がおりまして、離乳食に使用する食材にはよく悩まされます。
今回のかいわれ大根についても分からないことが多かったため、色々と調べてみることにしました。
私の集めた情報が、皆さんの疑問解消に役立てば幸いです。
目次
赤ちゃんにかいわれ大根はいつ頃からOK?
まずは気になるかいわれ大根の開始時期から見ていきましょう。
ところが私が調べた育児本や離乳食サイトでは、「○ヶ月、○歳から大丈夫!」というように具体的に書かれているものがごく僅かでした。
その一例を紹介すると
- 生後5~6ヶ月の離乳食初期から
- 生後9~10ヶ月の離乳食後期から
- 1歳を過ぎてから
というように、結構まちまちで曖昧な意見が多いようでした。
基本的に野菜はくたくたになるまで煮て、赤ちゃんの月齢に合わせて食べやすい形状になっていれば特に問題のないものが多いと思われます。
ただ、かいわれ大根には独特の「辛味」があり、赤ちゃんによっては嫌がって食が進まないことも考えられます。
あくまで目安ですが、かいわれ大根は生後9~10ヶ月の離乳食後期頃から少しずつ試してみてはいかがでしょうか。
かいわれ大根を離乳食として使うには?
では次に調理方法を見ていきましょう。
かいわれ大根の「茎」部分は繊維が多いため、最初は先の「葉」だけを使うのが良いとされています。
お鍋でさっと茹でるか電子レンジでチンした後、包丁で細かく刻んだりすり鉢ですり潰します。
ご家庭にフードプロセッサー等があれば、「茎」も一緒に細かく出来ますので便利ですね。
定番というか単純ですが、それをお粥やうどんに混ぜて食べさせてあげましょう。
上の項目でも書きましたが、かいわれ大根の辛味が強くなると赤ちゃんが嫌がりますので少量からが無難です。
特に味付けもしてませんので、入れ過ぎると辛味が目立ってしまいます。
他にはおかずとしてオムレツや豆腐ハンバーグ、野菜スープなどに混ぜるという使い方もあります。
かいわれ大根はそれ自体がメインのおかずにはなりにくいため、色んなメニューに合わせてみるのも楽しいですね。
また、茹でたかいわれ大根は冷凍保存が可能になります。
離乳食の度に生から茹でて調理をするのは、時間がかかって大変です。
私もできれば作り置きで楽ができないかと考え、容器を探していたらこんなグッズがありました!
これは冷凍や電子レンジだけでなく、食洗機もOKという優れモノです。
平べったい作りになっているので、冷凍庫の中でそれ程邪魔になりません。
かいわれ大根が大量にある場合にはとにかく茹でてペースト状にし、上に紹介した保存容器などで冷凍しておくと便利です。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
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圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
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生のかいわれ大根を食べさせるのは?
私たち大人にとってかいわれ大根はサラダなど「生」で食べる機会が多いと思われます。
しかしながら小さな赤ちゃんには、そのままで食べにくい食材であると言われています。
生のかいわれ大根は繊維がしっかりしていて噛み切りにくく、形状的に口の中に残りやすくなっています。
多くの赤ちゃんは口の中に入った食べ物に違和感を感じたり、飲み込みにくいと思った際には本能的に吐き出してしまうものです。
後述するアレルギーの心配もありますので、まずは加熱調理したかいわれ大根から食べさせてあげるのが良いでしょう。
かいわれ大根によるアレルギーの心配は?
それからかいわれ大根も食品である以上、食物アレルギーの可能性があります。
ただ、政府が発表している「アレルギーになりやすい食品一覧」の中には記載されていないため、アレルギーは比較的少ないと思われます。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)
しかしあくまでも「出にくい」だけで、100%大丈夫というわけではありません。
育児サイトを何件か閲覧して回りしましたが、かいわれ大根でアレルギーになるケースもちらほら見受けられました。
症状的には『口腔アレルギー症候群』といって、食べている最中や食後に口まわりなどが赤く腫れる場合があります。
その他にも
- 手足、身体の蕁麻疹(じんましん)
- 目のかゆみや充血
- 鼻水
- 喉の痛みや腫れ
- 喘息
- 下痢や嘔吐
というように、「花粉症」や「食中毒」に似た症状が出る場合もあります。
さらに、このようなアレルギー反応の出方として
- 即時性・・・食事中~30分以内に
- 遅延性・・・食後数時間~数日経ってから
症状が出るといった2つのパターンがあります。
即時性では原因が分かりやすいのに対し、遅延性だと「どの食品がアレルギーになるのか特定しにくい」ということが起こります。
もし赤ちゃんにかいわれ大根を食べさせていて、体調に変化が感じられた際には食事を中断して様子を見ましょう。
他に原因が思い当たらなかったり、症状が頻発する場合には、小児科かアレルギー科を受診された方が無難です。
また、乳幼児に対する検査方法としては、採血が不要なパッチテストなどもおススメです。
もしアレルギーが出てしまったら?
かいわれ大根は大根の芽ということもあり、アブラナ科ダイコン属に分類されています。
参考までに、大根以外のアブラナ科の野菜には
- カブ
- ラディッシュ
- 白菜
- 小松菜
- キャベツ
- カリフラワー
- ブロッコリー
というように、離乳食としてよく利用されているものがたくさんありました。
もしかいわれ大根でアレルギーが出る場合には、これらの野菜にも注意が必要です。
気になる場合には上の項目でも紹介しましたが、かかりつけの先生に相談されるのが良いでしょう。
それから「加熱済み」よりも「生」の方が、一般的にはアレルギーになりやすいと言われています。
赤ちゃんに食べさせる食材は、基本的に加熱するということも覚えておきましょう。
ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。
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病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。
また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。
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かいわれ大根は離乳食に向いているの?
ここではかいわれ大根の特徴をさらに詳しく紹介し、離乳食に適しているのかどうかを検証していきます。
まずは栄養面ですが、かいわれ大根には
- ビタミン類(A・B6・C・E・Kなど)
- 葉酸
- カルシウム
- マグネシウム
- モリブデン
などが非常に多く含まれています。
それから便秘の解消や予防に役立つ食物繊維は、かいわれ大根100グラムに対して1.9グラムと程よく含まれています。
便秘が気になる赤ちゃんには、うまく離乳食に取り入れてあげたいところですね。
このように入手が容易で、栄養豊富な点からもかいわれ大根は離乳食向きと言えるでしょう。
ただし、どんな食材にも共通していますが「食べ過ぎ」は消化不良の原因となります。
赤ちゃんの胃腸は私たちと比べてまだまだ未熟なものです。
その日の体調や食べた量によっては体内で消化されずに出てきたり、下痢をすることも考えられます。
はじめのうちは少しずつ、様子を見ながらゆっくりと食べさせてあげましょう。
参考までにこんな青汁を見つけました!
⇒【完全無添加】保育園でも採用!GREEN MILK(グリーンミルク)
このグリーンミルクの特徴はたくさんあるのですが・・・まず、青汁なのに良い意味で全然青汁らしくありません。
とにかく飲みやすいという一言に尽きます。
これまでの青汁というと「青臭い・苦い・むせる」といった、飲みにくいイメージが定着していました。
しかしながら私も実際にこれを飲んでみたところ、予想をはるかに上回る飲みやすさでした。
私の娘もまるで大好きなジュースを飲むが如く、毎日ゴクゴクと飲んでいます。
今回のかいわれ大根がどうしても苦手で、ビタミンやカルシウム不足が気になる赤ちゃんには試してみる価値があるでしょう。
また、このグリーンミルクは赤ちゃんや子供だけでなく、私たち大人が飲んでも全く問題ないのです。
むしろ産後や授乳中のママさんにもおススメの1杯となっています。
まとめと私の体験談
以上のように、今回はかいわれ大根について色々と調べてきました。
そこまで大きな問題はありませんでしたが、要点だけでも覚えておくと良いでしょう。
では最後にまとめとして
- 生後9~10ヶ月頃の離乳食後期から
- 初めは「葉先」だけをしっかり茹でて
- 刻むかすり潰してお粥やうどんに
- 入れ過ぎると「辛味」が出るため少量から
- 食後のアレルギーにも注意して
といったところでしょうか。
参考までに先日、私の娘(1歳過ぎ)にかいわれ大根入りのお粥を作ってみました。
「辛味」が目立たないように少しだけすり潰して混ぜたところ、気付かれずに全部食べてくれました。
食後の体調変化も特にありませんでしたので、次回は量を増やして野菜スープでも作ってみようと思います。
皆さんの赤ちゃんにも、無理なくかいわれ大根が食べられるように願っています!