赤ちゃんに青のりはいつから?アレルギーや離乳食には?


一般的には焼きそばやお好み焼き、たこ焼きの上にかかっている青のりですが、小さな赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのでしょうか。

我が家にも1歳の娘がおりまして、先日たこ焼きパーティをした際に妻と青のりについてこんな会話がなされました。

  • 赤ちゃんに青のりはいつ頃から大丈夫?
  • 海藻類は消化に悪いんじゃないの?
  • アレルギーの心配はどうなの?

などなど・・・私も妻も明確な答えを持ち合わせていなかったため、急遽調べてみることになりました。

今日はそんな私と同じような疑問をお持ちの方々の為にも、調査して分かったことを紹介していきたいと思います。

ちなみに「焼きのり」や「海苔の佃煮」については、下の記事に詳しくまとめてあります。

赤ちゃんに焼きのりはいつから?アレルギーや離乳食には?

赤ちゃんに海苔の佃煮はいつから?アレルギーや離乳食は?

毎日育児に追われ、お忙しい皆さんの知識の足しになれば幸いです。

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赤ちゃんに青のりはいつ頃から大丈夫?

まずはじめに、気になる青のりの開始時期から見ていきましょう。
私が調べたいくつかの離乳食サイトによると、青のりはだいたい生後7~8ヶ月頃の離乳食中期から大丈夫という意見が多数でした。

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理由としては板のりと比べて喉に引っ付きにくく、誤飲による喉詰めの心配も少ないことが挙げられます。

また、すでに細かく刻んであるため色々な離乳食メニューにも加えやすく、食べさせやすいという特徴があります。

青のりがうんちに出てくることも?

ただし青のりは海藻類ということもあって、消化にはあまり良くないとも言われています。
離乳食期における赤ちゃんの胃腸はまだまだ未発達で、私たち大人と比べても消化不良になりやすいものです。

そのため赤ちゃんによっては、未消化のまま青のりがうんちに出てきてしまうことも考えられます。
食べさせた翌日などのオムツ交換の際には、少し気にかけておきましょう。
黒っぽくて細々したものが複数見つかれば、青のりの可能性が高まります。

私の勤務先におられる小児科の先生にも聞いてみたところ、

「少々の青のり程度でしたらそこまで胃腸への負担は考えられにくく、うんちに出てきても特に問題ないですよ」

と言われました。

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青のりを離乳食として食べさせるには?

では次に赤ちゃんへの与え方を見てみましょう。
青のりは基本的に「振りかける」という使い方がメインとなります。

離乳食メニューへの利用方法としては

  • おかゆ
  • お味噌汁
  • 豆腐ハンバーグ
  • 各種「お焼き」
  • ポテトサラダ

などに混ぜるのがおススメです。
ちなみに普通の青のりは熱風乾燥されていますが、物によっては加熱されていない点に注意が必要です。

『赤ちゃんに与えるものは基本的に加熱して』

という原則に基づくとするならば、それぞれのメニューに振りかけてからしばらく加熱調理した方が無難と思われます。

最近では「生青のり」も市場に出回っています。
こちらも気になる方は加熱してから赤ちゃんに食べさせてあげましょう。

青のりのアレルギーはどうなの?

それから青のりも食品である以上、食物アレルギーになる可能性があります。
参考までに政府発表の資料を見てみましょう。

この中に青のりは含まれていませんが、絶対に大丈夫というわけではありません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

もともと海藻類は比較的アレルギーが出にくいとされています。
しかしながら育児サイトをいくつか閲覧して回ったところ、まれに青のりアレルギーの子供がいるようです。

症状としては『口腔アレルギー症候群』といって、特定の食品を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります。

その他にも

  • 手足、身体の蕁麻疹(じんましん)
  • 目のかゆみや充血
  • 鼻水
  • 喉の痛みや腫れ
  • 喘息
  • 下痢や嘔吐

というように、中には「花粉症」や「食中毒」に類似する症状が出る場合もあります。

念のため食後1時間くらいは子供の身体や、お腹の調子に変化が無いか観察しておきましょう。
食後しばらく経ってから、子供の口の中を覗いてみるのも良いでしょう。

もし子供に青のりでアレルギー反応が出た場合には、

  • ワカメ
  • 昆布
  • もずく
  • ヒジキ
  • ところてん(寒天)

といった他の海藻類でも同様のアレルギーが出る可能性があるため、食べさせる際には注意が必要です。

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それから青のりに限らず、初めての食品を赤ちゃんに食べさせるのは「平日の午前中が良い」とされています。

それはもし重大なアレルギー反応などが出た場合、すぐに病院に駆け込めるからです。
これが例えば土日祝日の夕方以降などでしたら、受診可能な病院を探すのが困難になります。

同様にお盆や正月、GWなどの大型連休も避けた方が無難です。
子供の万が一に備えておくという意味でも、頭に入れておきましょう。

気になる方には小児科や皮膚科で、パッチテスト(採血不要)などの検査をしてもらうことも可能です。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。

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病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。

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文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。

ご自身で読まれる以外に、初めてお子さんが生まれたご家庭へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

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まとめと私の体験談

このように今回は青のりの開始時期や、アレルギーに関することを調べてみました。
注意点が少し出てきましたので、ポイントだけでも押さえておきましょう。

それでは最後にまとめとなりますが

赤ちゃんに青のりは?
  • 生後7~8ヶ月頃の離乳食中期から
  • おかゆや味噌汁、お焼きなどに混ぜて
  • 気になる方はしっかりと加熱調理を
  • 消化されずにうんちに出てくることも
  • 食後のアレルギーにも一応の注意を

といったところでしょうか。

冒頭の続きになりますが、私の娘(1歳)にも試してみようということでタコの代わりにちくわを入れた「ちくわ焼き」に青のりを振りかけてみました。

結果として食欲旺盛な娘は特に青のりを気にすることなく、ぱくぱく食べてくれました。
気になっていた消化面でも翌日のうんちにそれらしいものは出てきておらず、アレルギーも大丈夫でした。

ちなみに青のりには、食物繊維に加えてビタミンB12が豊富に含まれています。
このビタミンB12には貧血を予防したり、睡眠を促す効果が期待できるそうです。

それからマグネシウムや鉄分、ヨウ素などのミネラルの値も高くなっています。
赤ちゃんの健やかな成長のためにも、うまく離乳食に取り入れてあげたいですね!

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