『カラダにピース』のCMでもお馴染みなカルピスですが、小さな赤ちゃんにはどうなのでしょうか。
先日私が飲んでいたカルピスに、1歳の娘が興味津々で飲みたそうにしていました。
「ちょっとだけなら・・・」
と思いつつも、
- 赤ちゃんにカルピスはいつ頃からOK?
- 砂糖がたくさん入っているのでは?
- アレルギーが出たりしないだろうか?
などなど・・・普段私たちが何気なく飲んでいるものでも、赤ちゃんの口に入るとなると気を遣います。
私自身赤ちゃんとカルピスについて知らないことも多いため、この際色々と調べてみることにしました。
同じような疑問を持たれた方々にも参考となれば幸いです。
目次
赤ちゃんにカルピスはいつから大丈夫?
まずはじめに気になるカルピスの開始時期から見ていきましょう。
製造メーカーからの発表がありましたので、紹介しておきます。
『離乳食完了期から、安心して「カルピス」を飲ませて大丈夫です。
ただし、そのときは、通常より薄めにして飲ませてあげてください。通常の薄め方では「カルピス」のほうが甘いため、食事などをとらなくなってしまう可能性があるからです。
その場合、「カルピス」と水の割合は通常より薄めの、カルピス1に対し水9くらいの割合をおすすめします。
あまり冷たすぎる水は、使わないように注意しましょう。 コップで上手に飲める頃になったら、少しずつ濃いめに作ってあげてください。』
(参考資料:カルピス株式会社のHP 「カルピス」なんでもQ&A より引用)
というように、離乳食完了期(生後1歳~1歳半)から大丈夫とのことです。
ただし赤ちゃんへの与え方について上記の通り、通常4~5倍のところを10倍程度に薄めるのが良さそうです。
離乳食の味付けにも同じことが当てはまりますが、「赤ちゃんには基本的に薄味」ということですね。
カルピスの中には何が入っているの?
では次に、カルピスの成分を調べてみました。
最近ではブドウ味やメロン味といった種類が出ていますが、普通の白いカルピスを見てみましょう。
私が小さい頃のカルピスと言えば「瓶入り」でしたが、ペットボトルだとコンパクトで冷蔵庫にも入れやすくていいですね。
原材料名の表示を元に書き出してみると
- 乳
- 砂糖
- 香料
- 大豆多糖類
という内容になっています。
ちなみに原材料は「最も多く含まれている順に表示する」という決まりがあります。
したがって、カルピスの中身には「乳」の割合が一番高いということですね。
カルピスに含まれる砂糖はどれくらい?
では実際にカルピスの中にはどれだけの糖分が入っているのでしょうか。
製造メーカー発表の数値がありましたので、紹介しておきます。
『コップ1杯分(原液30mlに水120mlを加えた量)あたり、約16gの砂糖が含まれます。
砂糖は、脳の働きの唯一のエネルギーとなるブドウ糖になるスピードが速いという特長があります。朝の1杯などは、頭の働きを活発にするという良い面も期待できます。』
(参考資料:カルピス株式会社のHP 「カルピス」なんでもQ&A より引用)
上の資料では通常希釈の5倍で計算されていますので、これを赤ちゃん用の10倍に直してみます。
原液30mlに120mlの水を加えたもので砂糖は約16g
↓
原液15mlに120mlの水を加えたもので砂糖は約8g
参考までに角砂糖1個あたりだいたい3~4gですので、2~3個分になりそうですね。
資料にもありますが脳への栄養として、適度な糖分は必要です。
しかし皆さんご存知の通り、糖分の過剰摂取は
- 虫歯
- 肥満
- 味覚が偏る
- 癖になる
- ご飯を食べなくなる
というように、健康にとって悪影響となる可能性もあります。
大豆多糖類(だいずたとうるい)って何?
原材料名の一番最後に記載されていましたが、この「大豆多糖類」というのは一体何なのでしょうか。
調べてみたところ、食品衛生法では「一般食品添加物」に分類されています。
その名の通り大豆から作られていて、主に
- 増粘安定剤・・・食品に滑らかさや粘りを与えて安定性を高める
- 製造用材・・・・凝固剤や結着剤などをまとめた総称
として利用されています。
(参考資料:らでぃっしゅぼーや 添加物大辞典「ダイズ多糖類」より)
特にカルピスのような乳酸菌飲料の多くに使用されているようです。
カルピスがアレルギーになることも?
さてここで、カルピスのアレルギーについても紹介しておきます。
上の項目で「大豆多糖類」という添加物に触れましたが、これは大豆から作られています。
このようにカルピス自体にも表記されていますが
- 乳
- 大豆
といったアレルギーを起こしやすい食品が含まれています。
これまでに乳製品や大豆でアレルギーが出たことがある場合には、飲ませる前に注意が必要です。
赤ちゃんの体質や個人差もありますので、あらかじめかかりつけの先生などに相談された方が無難と思われます。
採血しなくてもアレルギーの検査ができる、パッチテストなどもおススメです。
カルピスウォーターはどうなの?
こちらは薄めなくてもそのまま飲める便利なカルピスです。
私も好きで時々飲むのですが、やはり赤ちゃんには味が濃いと思われます。
与える際には2倍くらいに薄めてあげるのが良いでしょう。
原材料を見てみると
- 砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)
- 脱脂粉乳
- 乳酸菌飲料
- 酸味料
- 香料
- 安定剤(大豆多糖類)
となっています。
普通のカルピスよりも色々入っているのが分かります。
アレルゲンに関しても、カルピスと同じように「乳」と「大豆」が含まれています。
すくすくカルピスキッズとは?
ネットでカルピスについて調べていると、子供向けに作られた「すくすくカルピスキッズ」という飲料が出てきました。
(画像参照:株式会社エルビー様より)
こちらは開封前の賞味期限が4~5ヶ月もある上に、常温保存が可能という優れた保存性を持っています。
製品のクチコミを見ますと、カルピスと同じように1歳くらいから飲ませているという声が多いようでした。
ただ、近所のスーパーやドラッグストアを探してみましたが、田舎のためか置いてある店が意外と少なく感じました。
確実に入手するには
⇒【楽天】すくすくカルピスキッズ(125mL*24本入)【送料無料】
などのネット購入がまとめ買いにも向いています。
1ケースから送料が無料なのも嬉しいですね。
飲料ついでにノンカフェイン&ノンカロリーで、赤ちゃんにおススメできる麦茶も見つけました!
保存料や添加物、タンニンなども使われていませんので安心して飲ませられそうですね。
もうひとつ、最近こんな青汁も話題になっています。
⇒【完全無添加】保育園でも採用!GREEN MILK(グリーンミルク)
このグリーンミルクの特徴はたくさんあるのですが・・・まず、青汁なのに良い意味で全然青汁らしくありません。
とにかく飲みやすいという一言に尽きます。
これまでの青汁というと「青臭い・苦い・むせる」といった、飲みにくいイメージが定着していました。
しかしながら私も実際にこれを飲んでみたところ、予想をはるかに上回る飲みやすさでした。
私の娘もまるで大好きなジュースを飲むが如く、毎日ゴクゴクと飲んでいます。
特に野菜嫌いで、ビタミンやカルシウム不足が気になる赤ちゃんには試してみる価値があるでしょう。
また、このグリーンミルクは赤ちゃんや子供だけでなく、私たち大人が飲んでも全く問題ないのです。
むしろ産後や授乳中のママさんにもおススメの1杯となっています。
赤ちゃんの飲み物がカルピスばかりに偏るのもどうかと思いますので、参考になれば幸いです。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
まとめと私の体験談
このように、今回は乳酸菌飲料のカルピスと赤ちゃんについて調べてきました。
そんな中でいくつか注意点が見つかりましたので、ポイントをまとめておきます。
- 生後1歳~1歳半の離乳食完了期くらいから
- 通常よりも薄め(10倍程度)に希釈して
- 砂糖もそれなりに含まれている
- すくすくカルピスキッズはおススメ
- 「乳」と「大豆」アレルギーには注意が必要
といったところでしょうか。
冒頭の続きになりますが、私の娘(1歳過ぎ)にも約10倍に薄めたカルピスを試してみました。
先に私が味見しましたが、10倍はやはり薄くて水っぽいです。
しかし赤ちゃんには、これくらいがちょうど良いのかもしれません。
それでも娘は嬉しそうに、一気にゴクゴク飲んでしまいました。
皆さんのご家庭でも飲み過ぎには注意して、子供と一緒に美味しいカルピスを楽しみましょう。