私にもちょうど1歳で離乳食真っ盛りの娘がおります。
先日インスタントのコンソメスープを作った際、娘にも飲ませるかどうかで少々悩みました。

その理由としては

といった疑問が浮かんできたからです。
おそらく私と同じようにお考えのママさんも多いのではないでしょうか。

今日はそんなコンソメスープについて、私が調べた情報を紹介していきたいと思います。
毎日育児でお忙しい皆さんにとって、何かしらの参考になれば幸いです。

赤ちゃんにコンソメスープはいつからどのように？

まずはじめは、コンソメスープ(粉末をお湯で溶くタイプ)の開始時期に注目してみましょう。
私が調べた育児本や離乳食サイトによりますと、だいたい生後1歳を過ぎたあたりからという情報が多いようでした。
ただし、濃さや分量などには注意が必要であると言われています。

コンソメスープに限りませんが急にたくさん飲ませるとお腹をこわしたり、後述するアレルギーの可能性も出てきます。
はじめはスプーン1～2口程度の少量から試されることをおススメします。

そしてこのようなインスタント食品には、総じて添加物が多く使われているという傾向にあります。
牛肉や鶏肉などから本格的に出汁を取る「手作り」とは、中身に違いがあるということも覚えておきましょう。

普通の分量のお湯で作った場合、私たち大人にとっては良くても赤ちゃんには味が濃くなり過ぎてしまいます。
そのため、最初は「2～3倍に薄めて」与える方が無難と思われます。

当然ながら熱いままだとヤケドをする恐れもありますので、しっかり冷ましてから飲ませてあげましょう。
クルトン(うきみ)が含まれている場合には、歯ぐきで潰せるくらいに柔らかくなっているかも確認されることをおススメします。

ちなみに赤ちゃんの離乳食が初期～中期の場合には無理をせず、まずはこんなベビーフードから試してみてはいかがでしょうか。

⇒【楽天】和光堂　裏ごしおさかな 5か月頃から

こちらは生後5ヶ月頃からOKと記載されていました。

原材料には白身魚のタラが使われており、食べやすいように裏ごしもされています。
常温保存が可能なため、ちょっとしたお出掛けやおかずに困った時にも役に立つ事でしょう。

市販のコンソメスープに含まれる塩分は？

さて、上の項目で味の濃さについて触れました。
そこで気になるのはやはり「塩分」ではないでしょうか。

参考までに、私が近所のスーパーで買ってきた3種類のコンソメスープに注目してみましょう。
ただ、それぞれ1食分(1袋)のグラム数が違います。
比較検証のため、インスタントの粉末10g中の塩分量に書き換えてみました。

というように上記の中では、JAL(明治)のビーフコンソメの塩分が飛び抜けて高いようです。
確かに私も飲んでみて「結構味が濃い」と感じました。

ちなみにWikipediaで調べたところ、一般的なコンソメスープは主に

から作られているそうです。
その他にもキジやハトといった野鳥や、猟によって獲られた動物(コンソメ・ドゥ・ジビエ)なども材料になるようです。

コンソメはコンソメでも「何の？」コンソメスープかということにも留意しておきましょう。
恥ずかしながら私は、魚のコンソメスープがあることを今回はじめて知りました・・・。

それから食中毒予防の観点からも、作り置き等はなるべくしない方が無難と思われます。
賞味期限の確認と合わせて、夏場や梅雨の時期などは特に注意しておきましょう。

コンソメスープは冷凍保存できる？

基本的にスープ類はあまり冷凍するものではないかもしれません。
粉末のままなら賞味期限はそこそこ長かったりします。

ただ、作り過ぎてしまったりお湯を注いだ後に冷ますのが面倒・・・という場合には冷凍保存も可能です。
参考までに、こんな容器を試してみてはいかがでしょうか。

⇒【楽天】シリコン製小分け保存容器

この容器は冷凍庫や電子レンジをはじめ、食洗機に入れて洗うのもOKという優れモノです。

コンソメスープ以外にも大根や人参といった茹でるのに時間がかかる根菜などを小分けし、冷凍しておくのにも役立ちます。
容器自体が平べったい形になっていますので、冷凍庫の中でそれほど場所を取らないというメリットもあります。

少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。

⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby（アイラブベビー）】

圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。

コンソメスープのアレルギーや添加物とは？

ちなみにどんな食材でも、少なからずアレルギーが出る可能性があります。
参考までに、アレルギーになりやすい食材をまとめて政府が発表していますので紹介しておきます。
(参照：消費者庁　アレルギー表示についてより)

ここでは塩分の項目でも紹介した3種類のコンソメスープについて、原材料をチェックしてみたいと思います。

クノール「オニオンコンソメ」は？

まずはこちらのスープから見てみましょう。

塩分は他の2つよりも少ないのですが、意外と色が濃いめです。
じっくり炒めてあめ色になったタマネギを連想しますね。

私が探して回ったスーパーのほとんどに置かれていました。
皆さんにも馴染み深いスープではないでしょうか。

そして気になる原材料ですが、字が細かいので全部書き出してみました。

というように、かなり多くの添加物が含まれています。
それに「はくさいエキス」なんてあるんですね。

また、アレルギーの出やすい食品として

などが記載されていました。
これらの食品がアレルギーになる赤ちゃんには注意が必要です。

クノール「チキンコンソメ」は？

続いてはこちらのコンソメスープです。

スープの色は標準的な感じですね。
味はどちらかと言えばあっさりしていました。

ちなみにこの「チキンコンソメ」は、スーパーを7～8店探し回ってようやく見つけました。
クノールのカップスープシリーズですが、私の住んでいる地域ではそれ程出回っていないようでした。

原材料に関しては

というように、先に紹介したオニオンコンソメよりも明らかに少ない品目となっています。
それだけチキンコンソメは簡単なのでしょうか。

ただし、アレルギーになりやすい食品に関しては

という具合に、同じ4種類が記載されていました。

参考までに、塩分(食塩相当量)など栄養成分表示はこんな感じです。
スープ粉末の半分以上は炭水化物なんですね。

JAL(明治)「ビーフコンソメ」は？

最後はこちらのスープになります。

率直な感想として「クルトンが少ないな・・・」と思ってしまいました。

表示によると「JAL」の機内食として提供されているスープだそうです。

でも販売会社は「明治」なんですね。

気になる原材料としては

というように、そこそこの種類の添加物が使われています。

そしてアレルギーの出やすい食品としては

というように、牛肉と豚肉が増えて6種類となっています。
(商品名はビーフコンソメなのに、豚も鶏も使用されているようです)

肉類でアレルギーが出る赤ちゃんには気を付けましょう。

(推定値)と書かれてはいるものの、含まれる塩分は確かに多いです。
単純にお湯の分量を2倍にしたとしても、まだ味が濃いかもしれません。
子供に与える前に、なるべく味見をしておいた方が良さそうですね。

どのスープでもそうですが、赤ちゃんに対してインスタント食品を頻繁に与えるのはあまりオススメできません。
赤ちゃんの食事には主食をはじめ肉や魚、野菜や果物などをバランス良く取り入れたものを心掛けたいですね。

コンソメスープでアレルギーが出てしまったら？

今回紹介したコンソメスープには、主にアレルギーの出やすい小麦・乳成分・大豆・鶏肉が使用されています。
(商品によってはさらに牛肉や豚肉なども)

そのためこれらのアレルギーを持った赤ちゃんが食べた場合、口周りや舌などが赤く腫れる症状(口腔アレルギー症候群)が出る可能性があります。

赤ちゃんの体質にもよりますが、ひどい場合には口周りだけでなく身体中に蕁麻疹(じんましん)が出る恐れもあります。
そして、このようなアレルギー反応には

というように2つのパターンがあります。
即時性の場合には原因となる食品が分かりやすいのですが、遅延性では「どの食材で出たのか判別しにくい」という難点があります。

もし、赤ちゃんにコンソメスープを飲ませていて口周りや身体に異常が確認された場合には、一旦食事をやめて様子を見ましょう。
まれなケースでは、呼吸困難や痙攣(けいれん)といった重症になることも考えられます。

最終的にはママの判断ですが、しばらく経っても体調が思わしくない場合には皮膚科や小児科を受診された方が無難です。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。

⇒【楽天ブックス】はじめてママ＆パパの0〜6才病気とホームケア

病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら？というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。

⇒【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス　明橋大二　著　/　太田知子　イラスト

文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。

ご自身で読まれる以外に、初めてお子さんが生まれたご家庭へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

まとめと私の体験談

このように赤ちゃんに対するコンソメスープの開始時期やアレルギーについて調べてみると、多少の注意点が見つかりました。

最後にまとめとなりますが、

赤ちゃんにコンソメスープは？

• なるべく生後1歳を過ぎてから
• 通常より2～3倍に薄めたものを
• 念のため最初は少しずつ様子を見ながら
• 「何のコンソメか？」ということも考えて
• 添加物やアレルギーにも気を付けて

といったところでしょうか。

参考までに私の娘(1歳)にも2倍に薄めたコンソメスープ(オニオン)を試してみたところ、すぐに完食(完飲？)でした。

気になるアレルギーも大丈夫でしたので、今後もたまには飲ませてみたいと思います。

皆さんの赤ちゃんにも美味しいコンソメスープが問題なく飲めて、これからも元気に成長されることを願っております！