子供が「とびひ」かも?写真や薬による治し方は?


朝から晩まで育児に奮闘されている皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
もしかすると子供の具合が普段と違い、下に書いたような症状が出ていないでしょうか?

  • 身体のあちこちを掻いたり気にしている
  • 手足やお腹の一部(または全体)に発疹や水疱がある
  • 熱が出たりぐったりしている様子はない

これらの症状は、赤ちゃんや子供が夏場にかかりやすいとびひの可能性があります。
細菌が皮膚に感染することで発症し、火事の火の粉が「飛び火」するかのごとく水疱が全身に広がるためこう呼ばれています。

ちなみに、正式名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。

私にも4歳と2歳の娘がおりまして、先日下の娘の脇腹に気になる発疹を見つけました。
詳しくは次の項目から写真なども交えて解説してきます。

また、とびひにかかった際の「出席」に関することは

子供が「とびひ」にかかった?保育園は出席停止になるの?

の記事で詳しく紹介しています。
私と同じような心配や疑問を持たれた方の参考になれば幸いです。

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子供の身体に気になる発疹が?

まずは私の娘にできた発疹がこんな感じです。

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右の脇腹ですが、最初の2~3日は真ん中にあるやや大き目の発疹(1センチ弱)だけでした。

「何だろう・・・虫刺されかな?」

と思って放っておいたところ、4日目辺りに発疹が増えて写真の状態になりました。
よく見ると新しい水疱ができたり、古いものは破れてただれたようになっています。
本人も痒いせいか、時々手で触ったりしていました。

保育園の先生からも

「もしかするととびひかもしれませんので、皮膚科で一度受診を」

と言われました。

とびひの写真にはどんなものがあるの?

皮膚科に行く前に少し時間がありましたので、「とびひ」について自分なりに調べてみました。
(以下の写真は「症例専門サイト たんぽぽこどもクリニック」様のHPを参照させていただきました)

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確かにうちの娘のとよく似てます。
かさぶたになっているものや、まだこれから大きくなりそうな発疹ができています。

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これは口の周りや鼻に水疱が見られます。
唇にできたものが破れると食事もしにくそうです。

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こちらは膝にできています。
受診の際に先生から言われましたが、アトピー性皮膚炎の子供はもともと皮膚のバリア機能が低下しているため「とびひ」になりやすいそうです。

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足の指などにも水疱ができるようです。

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ここまでくるとかなり重度の「とびひ」だそうです。
お腹全体に赤い発疹ができて、見るからに痛々しいです。
白いのは治療に使用しているガーゼと薬だと思われますが、剥がす際も辛いでしょうね。

注意点として、上記の写真はあくまでも参考です。
見た目が似ているからといって安易な素人判断はせず、速やかに皮膚科か小児科で診察を受けましょう。

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皮膚科を受診したところ?

さて私の娘の場合ですが、近くの皮膚科にて「とびひ」と診断されました。
先生からは

「早めに受診に来て治療を受ければ、重症化したり長引くことも少ないですよ」

とも言われました。
とびひは伝染性ですので、保育園や幼稚園などで周りの子にうつしてしまう可能性もあります。

先生の言われるとおり「ちょっと怪しいな・・・」と思ったら、念のため受診しておいた方が無難ですね。

とびひの治療にはどんな薬が使われるの?

これも参考ですが、私の娘に処方された薬を紹介しておきます。

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まずは最初の受診の際に出された薬などです。

  • アクアチム軟膏1%(塗り薬)
  • ホスミシンドライシロップ400(飲み薬)
  • ガーゼ
  • テープ

お風呂上りなど、肌を綺麗な状態にしておいてからアクアチム軟膏を塗ってガーゼで保護します。
合わせて飲み薬のホスミシン(抗生剤)を服用しました。

また、病院ではとびひについての分かりやすい説明冊子が貰えました。

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原因や対処法など、図解や写真入りで勉強になりました。

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薬の塗り方や、今後の予防法なども詳しく書かれていました。

2回目の受診で出た薬は?

先生から治ってきたらもう一度受診するように言われていましたので、4日後に再受診しました。

はじめに頂いた薬をきっちり塗って(飲んで)いたところ

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こんな感じで、発疹もそれ以上に広がらず(飛び火せず)治まりました。
とびひの痕(あと)はそのうち消えるようですが、重症度や体質によっては多少残るケースもあるそうです。

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また、前回とは別の薬が出ましたので紹介しておきます。

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今度は飲み薬がピンクになりました。

  • リンデロンVG軟膏0.12%(塗り薬)
  • セフゾン細粒小児用10%(飲み薬)

今回のセフゾンも抗生剤だそうです。
リンデロンはご存知の方も多いと思われますが、皮膚の化膿や炎症を防ぐ薬で虫刺されなどにも使われますね。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。

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病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。

【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 / 太田知子 イラスト

文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。
思い通りにいかなくて悩むことも多い育児ですが、この本を読むと何か「ほっこり」した気持ちになれます。

まとめと私の体験談

このように今回は、とびひの写真や受診した際に処方される薬などについて調べてきました。

子供の身体にいつもと違うような発疹ができてたりすると、「もしかして・・・?」と心配になるものです。

最後にまとめとして

子供が「とびひ」かもと思ったら?
  • 患部を掻きむしっていないか?
  • 発疹が治らずに広がっていないか?
  • 発熱やお腹の調子はどうか?
  • 汗疹(あせも)や虫刺されになっていなかったか?
  • 同じクラスや友達にとびひの子がいないか?

などの点を確認しつつ、なるべく早めの受診をおススメします。

私の娘も今ではすっかり良くなり、元気に保育園に通っています。
幸いなことに同じクラスの子供にうつることもなかったようで、内心ホッとしています。

皆さんの子供たちにも「とびひ」が重症化せず、一日も早く回復されるように願っています!

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