日々の育児に全力で奮闘されている皆さん、本当にお疲れ様です。
赤ちゃんの成長にともなって、お出掛け可能な場所が少しずつ増えてきている頃ではないでしょうか。
そんな皆さんに今日は、三重県伊勢市にある「おかげ横丁」を紹介したいと思います。
結論を先に言ってしまいますが、おかげ横丁は赤ちゃんにも結構おススメです。
しかしながら、具体的には
- 時期的な混み具合は?
- 近くに駐車場はあるの?
- ベビーカーや抱っこ紐は必要?
- 赤ちゃん連れでのランチは?
- 授乳室やオムツ替えできる場所は?
というような辺りが気になるのではと思われます。
そんな疑問をお持ちの方々のためにも、私自身が実際に行った体験をもとに解説していきます。
私の情報が少しでも役に立って、ご家族みんなでおかげ横丁を楽んで頂ければ幸いです。
目次
混雑状況とおススメの時期は?
まずは気になる混み具合から見ていきましょう。
せっかくの楽しい場所でも、人でいっぱいだと赤ちゃんも疲れてしまいます。
ご存知のとおり、おかげ横丁は伊勢神宮(内宮)のすぐそばにあります。
そのためお正月は初詣の方々で大変賑わいます。
したがって初詣が目的でなければ、大晦日~お正月~1月末までは避けた方が無難でしょう。
ちなみに私も昔、年越しで伊勢神宮にお参りしたことがあります。
まだ独身で子供もいませんでしたが、人混みに揉まれ過ぎて気分が悪くなってしまうほどでした。
そして、伊勢神宮の初詣による混雑はお正月3ヶ日だけでは終わりません。
だいたい1月中は日本全国からのバスツアーなどが盛んに組まれています。
もちろん赤ちゃん連れが禁止されているわけではありません。
ただベビーカーが他の歩行者にぶつかったり、食事をしたいのにどのお店も行列でいっぱい・・・といった可能性があります。
もしおかげ横丁に行かれる時期について、ある程度自由に決められるなら
- 春は4月~5月
- 秋は10月~11月
の平日がおススメです。
当然ながら赤ちゃんにとっても真夏は暑く、真冬は寒さが厳しくなります。
ゴールデンウィークやシルバーウィークといった大型連休でも混雑が予想されますので、私たち親にとっても疲れるお伊勢参りとなるでしょう。
ちなみにおかげ横丁はテーマパークではありませんので、入場料は不要です。
※唯一「おかげ座」のみ入館料が必要です。
横丁自体には24時間いつでも入れますが、お店はだいたい9時半~17時の営業となっています。
参考までに、この前私が行った日(平日)はこんな感じでした。
道もお店も程よく空いていて、気持ちよく見て回ることができました。
おかげ横丁の近くにある駐車場は?
では次におかげ横丁への交通手段ですが、小さな赤ちゃんを連れている場合にはやはり車が便利です。
ただし専用駐車場は無いため、車で来られた方は付近のコインパーキングを利用する必要があります。
おかげ横丁からは少し離れますが、結構大きめな駐車場があります。
駐車料金は朝の7時から夕方の17時までなら
- 最初の1時間は無料
- 1時間~2時間までは500円
- 2時間以降は30分毎に100円
という意外に良心的な設定となっていました。
最初の1時間が無料というのがいいですね!
ただし、ここの精算機には1000円札しか使えません。
そのため100円玉も1万円札も使用不可となっています。
おかげ横丁での買物などで、1000円札を使い切ってしまわないようにしましょう。
私はおかげ横丁をぶらぶらして伊勢神宮(内宮)にも参拝し、駐車場は3時間半くらい利用しました。
このように、駐車料金は800円で済みました。
ちなみにこの領収書で、後述する伊勢志摩スカイラインの通行料が2割引きになるという嬉しい特典もあります。
駐車場からおかげ横丁に行くには?
車を停めたら赤ちゃんを連れ、必要な物を持っておかげ横丁を目指しましょう。
案内表示や人の流れがありますので基本的に迷わないと思われますが、念のため説明しておきます。
駐車場を出ておかげ横丁へは、上の写真のような地下道を通って行きます。
と、その前に
地下道のすぐ脇にコンビニのファミリーマートがあります。
この先おかげ横丁~伊勢神宮までの間にコンビニはありませんので、何か必要なものがあれば買っておきましょう。
地下道を抜けたらトイレの前にこんな案内があります。
ちなみにこのトイレには「オムツ替えシート」と「ベビーチェア」が設置されています。
気になる場合には、ここで赤ちゃんのオムツを替えておいた方が良いでしょう。
(おかげ横丁内では、オムツ交換できる場所がそれ程多くありません)
おかげ横丁には上の写真のような「おはらい町通り」を通って行きます。
途中には
「赤福」の本店があったり、
名物である「伊勢うどん」のお店もあります。
しばしば混同されがちですが、このおはらい町通りはまだ「おかげ横丁」ではありません。
上の項目でも使った写真をよく見てみましょう。
『これよりおかげ横丁』と書かれているように、ここから先がおかげ横丁となります。
ベビーカーや抱っこ紐はどうすれば?
さて、おかげ横丁に限らず観光地や旅行先ではベビーカー等について気になるところかと思われます。
先ほどの駐車場に車を停めてからおはらい町通り、おかげ横丁、そしてこの先の伊勢神宮まで参拝するとなると結構な距離となります。
具体的に書きますと
- 駐車場からおはらい町通りまで約200m
- おはらい町通りの全長が約800m
- 途中にあるおかげ横丁内が約200m
- (伊勢神宮)大鳥居から内宮まで約600m
といった感じです。
つまり、車を降りてから内宮まで行って戻ってくるには4km近くの移動が必要となります。
(おかげ横丁の散策も含めて)
そのため、基本的にはベビーカーを持参された方が無難と思われます。
ただし天気が悪かったり、すごい人出の日(お正月付近)にはエルゴ等「抱っこ紐」の方が安全ではないでしょうか。
ちなみにベビーカーはおかげ横丁の総合案内所で無料貸出してもらえます。
予約制ではないため必ず借りられるとは限りませんが、必要な場合には声をかけてみましょう。
おかげ横丁の地図がありましたのでリンク先にて紹介しておきます。
上の地図の中で、37番「おみやげや」が総合案内所となっています。
場所はおかげ横丁の正面入口(写真の招き猫)から少し入った左側になります。
オムツ替えできる場所や授乳室はあるの?
上の項目でも紹介しましたが、ベビーカーと同じくらい気になるのが「オムツ替え」と「授乳」ではないでしょうか。
先ほどの総合案内所にオムツ替えシートや授乳室も用意されています。
赤ちゃんに関する用事はここで済ませてしまうのがおススメです。
土日祝日や初詣の時期はやはり混み合いますので、空いている状況を狙って利用しておきましょう。
おかげ横丁でランチを楽しむには?
では次に、赤ちゃんと一緒に食べるお昼ご飯について考えてみましょう。
おはらい町通りやおかげ横丁では店先でのテイクアウト、いわゆる「食べ歩き」も醍醐味のひとつとなっています。
これは横丁内にある「豚捨(ぶたすて)」のコロッケとミンチカツですが
素朴というか昔懐かしいというか、熱々の揚げたてを頂くことができました。
また食べ歩きだけでなく、ちゃんとしたお店でもランチを楽しむことができます。
付近にある飲食店の地図を見つけましたので載せておきます。
名物の「伊勢うどん」や「てこね寿司」をはじめ、とんかつやラーメン、牛丼など色々なお店が並んでいます。
ただあちこちメニューを見て回ったのですが、小さな赤ちゃん向けの食事を求めるのは難しそうでした。
何となく食べられそうなのは、伊勢うどんの「おつゆ・ねぎ抜き」あたりでしょうか。
ここの名物伊勢うどんは独特で濃いおつゆなのですが、お店の人に頼めばうどんだけ茹でて出してもらえそうです。
もしくは、あらかじめ赤ちゃん用のベビーフードを持参しておきましょう。
お店が満席の場合にも役立ちます。
⇒【楽天】和光堂 鶏とおさかなのベビーランチ(7ヶ月頃から)
これは中にスプーンまで付いているという安心の1品です。
レトルトパウチされていて賞味期限も長いため、いざという時の非常食にもなりますね。
その他にあると便利な持ち物は?
ここではオムツやお尻拭き、ミルクなどといった赤ちゃんの必需品の他に持って行くと便利なものを紹介します。
「しまった、忘れた~」という失敗を防ぐためにもチェックしておきましょう。
- 日傘
- 帽子(ママと赤ちゃんの両方)
- 日焼け止め
- 上着(秋~冬場)
- ひざ掛け(秋~冬場)
- ベビーカー
- 抱っこ紐(エルゴなど)
- 雨具(天気次第で)
- 敷き物
- 授乳ケープ
- ベビーフード(横丁内では入手困難)
- 麦茶など
といった気温の変化に対応するものや、紫外線対策グッズは準備しておいた方が無難です。
上の項目でも書きましたが、移動距離が長くなることが予想されるためです。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
おかげ横丁の周辺には何があるの?
ここからはオマケ情報になりますが、おかげ横丁だけで物足りない方のために近くにある名所も紹介しておきます。
- 伊勢神宮(内宮)
- 伊勢志摩スカイライン
- 鳥羽(とば)水族館
- 二見(ふたみ)の夫婦岩(めおといわ)
- 二見シーパラダイス
などなど、遠方から来られた方々にもおススメです。
ただし赤ちゃんの体力や疲れのこともありますので、無理のないようにしましょう。
伊勢志摩スカイラインは伊勢と鳥羽を結ぶ有料道路ですが、途中の景色は必見です。
この日は少し曇っていましたが、伊勢志摩の海や
伊勢市内~津市の辺りまで見渡すことができました。
空気が澄んで晴れていれば、なんと富士山まで見える日があるそうです!
また、道中の展望台ではお土産を買うこともできます。
伊勢志摩で宿泊する場合のおススメは?
おかげ横丁は日帰りでも十分楽しめますが、せっかくなら泊りでゆっくり観光されてはいかがでしょうか。
最後に、私が泊まったホテル(おかげ横丁から車で約30分)を紹介しておきます。
伊勢志摩の新鮮な海の幸が存分に楽しめるバイキングや、鳥羽の海を眺めながらの露天風呂は最高です。
お部屋は去年(2016年)にリフォームされたばかりで新しいにも関わらず、リーズナブルな費用で利用できました。
それからスタッフの方々がとても親切丁寧で、何一つ不自由なく快適に過ごせました。
翌日のチェックアウトが11時というのも、出発の支度に余裕ができて嬉しいですね。
目の前がすぐ海のため、こんな感じでホテルから波打ち際まで出られます。
朝の散歩にも良いのですが、赤ちゃんと一緒の場合には足元に十分注意しましょう。
また、他にもお得な情報を見つけましたので紹介しておきます。
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私も登録済みですが、意外な場面で割引が効いたりと重宝しています。
まとめと私の体験談
このように、今回は赤ちゃん連れで行くおかげ横丁について調べてきました。
公式ホームページである程度の様子は分かりますが、細かい点に関しては実際に行ってみて良かったと感じています。
それではまとめになりますが
- なるべく1月を避けた平日が無難
- ベビーカーは持参する方が良い
- 授乳室やオムツ替えシートもあり
- ランチや食べ歩きも可能
- ゆっくりできるなら泊りもおススメ
といったところでしょうか。
私が行った日にも、赤ちゃん連れのご家族を多く見かけました。
ベビーカーに乗ってはしゃいでいる子や、疲れたせいかぐっすり眠っている子もいました。
ここまで読んで下さった皆さんにも、赤ちゃんと一緒で楽しい「お伊勢参り」になることを願っております!