スウェーデンが発祥で、世界最大の家具量販店といわれているIKEA(イケア)ですが、赤ちゃん連れで行っても大丈夫なのでしょうか?
日本各地(横浜、船橋、仙台、神戸、熊本、福岡など)に展開しているIKEAですが、今回は大阪市大正区にあるIKEA鶴浜(つるはま)に取材に行ってきました。
私の2人の娘(3歳と1歳)を連れて、実際に感じたことや注意点をまとめています。
同じように小さな子供と一緒に行っても大丈夫かどうか、心配に思われている方々の安心材料になれば幸いです。
目次
IKEAはそもそも赤ちゃんに向いてるの?
まず何といっても、この点が一番気になるのではないでしょうか。
お店としての営業理念であったり、来てくれるお客さんに対しての対応はどうなのか・・・小さな赤ちゃん連れでも歓迎されているかどうかは重要なポイントです。
でも大丈夫です、「家族連れにやさしいイケアストア」と書いてありました!
以下の項目では、具体的にどのような部分で赤ちゃんにも向いているのかを検証していきたいと思います。
アクセスはやはり車がおススメ?
まずはIKEAまでの交通手段からみていきましょう。
買ったものをそのまま持ち帰るためには、やはり車がおススメです。
駐車場は無料で2,100台分もの駐車スペースが完備されています。
その中でも店内入り口に近い一部の駐車場は「小さな子供連れ」向けとなっているのも嬉しい配慮です。
下の写真のように通常の駐車スペースよりも幅が広く作られていますので、ベビーカーの横付けが楽だったりドアの開閉がしやすくなっています。
隣の車との距離が遠いので、ドアを開けた時に当ててしまう心配も少ないです。
ただ、数が限られていますので「空いていたらラッキー!」くらいに思っておきましょう。
私たちが行った時もこのスペースは埋まっていました。
ちなみに直通のシャトルバスも出ていて、大阪駅前や難波から利用することもできます。
- 大人片道210円(往復420円)
- 子供片道110円(往復220円)
ですが「当日使える500円クーポン券」が貰えるので、何かを買うならバス代は実質無料といえます。
ベビーカーはどうすればいいの?
IKEAにはベビーカーのレンタル制度がないため、店内で使用するには家から持って行く必要があります。
子供1人が乗れるカートはありますが、赤ちゃんの首や腰が据わってない場合には乗せることができません。
店内は結構広くて歩く距離も長くなるため、エルゴなどの「抱っこ紐」と合わせて赤ちゃんの移動手段を考えておきましょう。
授乳室やオムツ替えシートは?
赤ちゃんを連れて行く先になくてはならないのが、最低限この2点であるともいえます。
こちらもちゃんと用意されています。
土日祝日など、お客さんが多い日にはすぐに使用できないこともあります。
母乳育児の方は、念のため「授乳ケープ」を持って行かれることをおススメします。
赤ちゃん用品売り場はどうなの?
IKEAには家具や雑貨だけでなく、赤ちゃんや子供向けの商品も取り揃えられています。
実際の「子供部屋」のレイアウトや配置もいくつかなされているため、買わなくても今後の参考になると思います。
また、商品のうちの何点かは子供が実際に触って遊ぶことが可能です。
キッズコーナーは「靴を脱がなくても良い」ため、気軽に利用することができます。
衛生面を考えると「這い這い」しかできない赤ちゃんは、歩けるようになってからにしましょう。
お昼ごはん(晩ごはん)はどうすれば?
IKEAではゆっくり買い物をするために、お昼や晩ごはんを食べる所が用意されています。
しかも価格的に結構リーズナブルで、味の方も納得できるメニューが並んでいます。
高級レストラン・・・とまではいかないにしても、ファーストフードよりは格段に上だと思います。
席数もかなりありますが、それでも休日などは時間帯によって混雑が予想されます。
私が行った日は平日でしたので、自由に座ることができました。
テーブル席にもいくつかの種類があって、家族の形態によって使い分けると良いでしょう。
メニューはセルフサービスで食べたいものを選んだり、お店の人に注文しながら進んで歩き最後にお会計となります。
この日は写真左下のサーモンカルパッチョを一皿頼むと、もう一皿付いてくるという大変お得なサービスがありました。
それから、写真右下のキッズカレーが199円(税別)でした。
また、お会計のところで赤ちゃん用として上のようなベビーフードが1つ無料で貰えます!
会計時にレジの人に「ベビーフードお願いします」と声をかけてみましょう。
私が行った時は7ヶ月用と9ヶ月用が選べました。
これも嬉しいサービスですね。
ただ、よく食べる赤ちゃんには少し物足りないかもしれません。
念のため、すぐに食べられるおやつなども用意しておきましょう。
ネットを見ていましたら、こんなものを見つけました!
これはアレルギーが出やすい卵、牛乳、小麦粉を一切使用していません。
卵を使ってない「たまごボーロ」とは私も驚きました。
安心できる原材料のみを使っていますので、アレルギーの有る無しに関わらずおススメできます。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
他にも電子レンジが置いてあるので、冬場など少し温めてあげたい場合などにも便利です。
右の子供用エプロン(紙製)も用意されていますので、服の汚れ防止としても助かります。
デザインも可愛いので、つい何枚か家に持って帰りたくなりました。
上の写真は食べるスペースの真ん中辺りにあるキッズスペースです。
早く食べ終わった子供と一緒に遊んだり、ぐるっと周りがカウンター風になっていますので子供を見守りながらご飯を食べることもできます。
その他にも様々なサービスやおススメが?
年齢と時間制限はありますが、「スモーランド」という子供預かりスペースがあります。
これは「自分でトイレに行ける4歳~10歳の子供」を無料で60分間見ていてもらえるシステムです。
買い物自体にあまり興味のない子供や、何か集中して商品を選びたい時などにおススメとなります。
休日には「○○分(時間)待ち」となることもありますが、IKEAのスタッフが常駐して見守ってくれる為安心して買い物に専念する事が可能です。
それからIKEAの建物の構造上、1階と2階を行き来することになりますが大型のエレベーターが完備されています。
大きな商品を積んだカートやベビーカーでも、スムーズに店内を移動できます。
また、「IKEAファミリー」というメンバー会員にも簡単な手続きで入ることができます。
入会金・年会費も無料で、色んな特典が付いてきます。
一例を挙げると
- 新規入会時と毎年の誕生月にクーポン券が貰える
- メンバー限定のお買い得商品がある
- IKEA内のレストランでもお得な限定メニューがある
(平日ドリンクバー半額など) - 店内での無料WiFiサービスが受けられる
などなど・・・次回行く予定がなくても、その日から使えるため入会しておいて全く損はないと思われます。
ちなみに下記のリンク先は全国のレジャー・食事・映画・旅行・温泉・ホテルなど(対象案件は90万件以上!)で割引優待を受けられるサービスです。
⇒デイリーPlus – Yahoo! JAPANが提供する会員制割引優待サービス
キャンペーンなども随時行われていて、現在2ヶ月間無料でお試し利用ができます。
IKEA以外の行き先に困った時など、とりあえずこの割引が適用される中から選んでみるのもおススメです。
小腹が空いた場合には?
まだご飯の時間ではないけども歩き回ってお腹が空いてきたり、ちょっと一休みしたい場合には1階の「イケアビストロ」がおススメです。
ここの目玉は何と言っても
- ホットドック・・・・100円
- ソフトクリーム・・・50円
- ドリンクバー・・・・70円
などなど、お財布にも非常に優しい値段設定となっています。
やや小ぶりではありますが、ちょっと食べたい時や小さな子供などにも向いています。
休みの日に渋々ながらIKEAについて来てくれた、パパさんの息抜きにも利用できるでしょう。
ドリンクバーとホットドックを合わせてもわずか170円という、コストパフォーマンスの高さに驚かされます。
まとめと私の体験談
冒頭にも書きましたが、今回は世界最大の家具量販店とも呼ばれているIKEAについて調査してきました。
小さな赤ちゃんを持つ親御さんにとって、連れて行って大丈夫かどうかはとても気になるところです。
最後になりましたが、まとめとして
- そもそもお店側からも歓迎されている
- やはり車で行くのがおススメ
- 必要ならベビーカーや抱っこ紐を忘れずに
- 無料のベビーフードを貰いましょう
- IKEAファミリー(会員)にも入会を
といったところでしょうか。
私の中でのIKEAはもはや買い物をする所というよりも、ひとつの大きなテーマパークと位置付けています。
加えて赤ちゃん連れにも優しいとなれば、高い入場料が必要となるレジャー施設などよりもIKEAはおススメです。
小さな赤ちゃんを含めた家族全員で、楽しい1日を過ごされることを願っています!