赤ちゃんもだんだん大きくなってきて、色々とお出掛けできる場所が増えてきている頃かと思います。
そろそろ水族館に・・・とお考えの皆さんに、今日は神戸市にある「須磨海浜水族園」(すまかいひんすいぞくえん)の情報を紹介します。
ただ、小さな赤ちゃん連れだとどうしても
- 混み具合はどうか?
- 電車と車のどちらがいいか?
- ベビーカーは持って行った方がいいか?
- お昼ご飯はどうすれば?
- 授乳室やオムツ替えシートはあるか?
- 赤ちゃんでも楽しめるだろうか?
というような心配がつきまといます。
今日はそんな不安や疑問をお持ちの方々のためにも、私自身が現地調査を行った結果を交えて報告していきます。
須磨水族園が楽しいお出掛けとなるように、私も微力ながらお手伝いさせていただきます。
目次
混み具合とおススメの時間帯は?
まず気になるのは混雑状況です。
せっかくの楽しい場所も人でいっぱいだと疲れてしまいます。
先日私が行った日は平日でしたが、近場の保育園や小学生で結構賑わっていました。
一時的に混み合いましたが、お弁当を食べてしばらくすると帰る時間らしく14時位には学校関係の子供たちは見かけなくなりました。
係りの人に聞いてみたところ、土日祝日や夏休みなどはやはり親子連れで終日混雑するそうです。
比較的空いてそうな時間帯を聞くと「15時以降~夕方にかけて」とのことでした。
基本的な営業時間は午前9時~午後17時までとなっていますので、朝一番から行けない場合には昼過ぎから夕方を狙うのもよいかと思われます。
イルカショーや各種エサやり体験、触る体験などの時間固定イベントを除けば、だいたい1時間半~2時間あれば園内観てまわれる感じでした。
また、夜間開園時は午後20時まで営業ですが、あまり遅くなっては赤ちゃんも疲れますので程々の時間にしておきましょう。
入館料と割引については?
須磨水族園の入園料については、色々探しましたが「クーポン券」や「優待券」などは発行されていないようです。
料金体系としては
- 大人(18歳以上) ・・・1,300円
- 中人(15歳~17歳)・・・800円
- 小人(小・中学生) ・・・500円
- 幼児・・・・・・・・・・無料
となっています。
小学生未満は無料というのが嬉しいですね。
ちなみに大人1人の入園料で他の関西圏の水族館と比べてみると
- 海遊館(大阪)・・・2,300円
- 京都水族館・・・・2,050円
- 須磨水族園・・・・1,300円
というように須磨水族園の入園料は結構安いです。
もちろん規模や展示されている内容はそれぞれ違いますが、お財布にも優しく気軽に行きやすいのではないでしょうか。
特に一家5人などで行く場合には、総費用として大きな差が出てきます。
また、須磨水族園には3,000円で年間パスポートも販売されています。
3回行くだけで元が取れますので、須磨水族園を何度も楽しみたいという方にはお得な制度といえるでしょう。
ちなみに下記のリンク先は全国のレジャー・食事・映画・旅行・温泉・ホテルなど(対象案件は90万件以上!)で割引優待を受けられるサービスです。
⇒デイリーPlus – Yahoo! JAPANが提供する会員制割引優待サービス
キャンペーンなども随時行われていて、現在2ヶ月間無料でお試し利用ができます。
「節約のチリ」も積もれば「お得な山」となりますので、私も登録しています。
使ってみた感想は「えっ!?こんな所でも割引が利くの?」という小さな驚きが多発しています。
車で行って駐車場に停めるには?
須磨水族園には専用駐車場や提携駐車場は用意されていません。
車で来られる方は付近の民間パーキングを利用することになります。
水族園の前を走る国道2号線の北側(JR須磨海浜公園駅より)にはいくつかのコインパーキングがありました。
1時間数百円程度で駐車できますが、できれば「1日最大〇〇円」というような最大料金が設定されている駐車場がおススメです。
小さな子供と色々観てまわって、お昼も中で食べたりすると意外と時間がかかります。
最大料金が無い駐車場(いわゆる”青天井タイプ”)の場合、出庫の際に思っていたよりも駐車料金がかかった・・・ということもあり得ます。
土日祝日などでは、園に近くて安い駐車場から満車になっていきます。
車で行かれる予定の方は、なるべく開園の9時前に合わせて到着される方がよいでしょう。
最寄の駅からはどう行けば?
次に電車などの公共交通機関で行かれる方向けにアクセス方法を説明します。
最寄り駅はJRの「須磨海浜公園」駅で、嬉しいことに構内にはエレベーターが設置されています。
このため、家からベビーカーに赤ちゃんを乗せて来ても降りたホームから改札まで楽に移動することができます。
それから駅内にコンビニのセブンイレブンも入っていますので、飲み物や買い忘れたものを買うことができます。
ちなみに、コンビニは水族園に行くまでにももう1軒あります。
改札は海側の南口を出ましょう。
須磨水族園の案内もありますので、間違うことはないと思いますが念のため。
駅を出るとこの道路が真っ直ぐ続いています。
車はあまり通りませんが、道路の右端には歩道風の色が塗られていますので安全のためにもこちらを歩きましょう。
しばらく歩くと目の前に大きな通りがあらわれます。
これが国道2号線で交差点の信号を渡った先が水族園の敷地となります。
信号を渡る手前の右側にコンビニのローソンと、たこ焼き屋さんが並んでいます。
これ以降は園内に入るまでお店がありませんので、お弁当などが必要な場合には買い物を済ませておきましょう。
※園内にも売店はあります。
信号を渡ったら正面の柵を左手に見ながら右の方へ歩いて行きます。
途中に海の生き物をかたどったオブジェがあったりします。
少し歩けば須磨海浜水族園の正面入口に到着です。
なかなか壮大な門構えが皆さんを待ち受けています。
ベビーカーは借りられるの?
ベビーカーは家から持って行かずに、入口の受付で借りることもできます。
係りの人に聞いたところ、無料で10台程度は用意があるとのことでした。
ただし休日などは全部出払うこともあるそうなので、借りられる予定の方は早めに着いた方がよさそうです。
それから園内にはあちこちにスロープが作られていますので、ベビーカーでも安心して観て回ることができます。
また、中は少々狭いのですがエレベーターも随所にありますので園内を移動する際には利用しておきましょう。
お昼ご飯のおススメは?
さて、次はお昼ご飯についてですが園内には「和楽園」というレストランが1軒、フードコートが4軒あります。
私が行ったのは平日でしたので結構空いていましたが、お店の前に椅子が並んでいるところを見ると休日などには待ち時間が出そうです。
こちらはフードコートで、焼きそばやたこ焼きといった軽食からソフトクリームなども販売されていました。
それから食べるスペースですが、屋外のベンチは基本的に自由です。
おススメは上の写真の場所で、須磨の海水浴場が一望できるベンチとなっています。
ただ、数が少ないのと屋根がありませんので雨天や日差しの強い日には不向きかもしれません。
木陰ができるベンチもいくつかありますが、お昼時には結構埋まってしまいます。
お弁当ご持参の場合には、多少時間をずらした方がスムーズに食べられそうです。
荷物にはなりますが、1枚敷き物を持って行くのもよいでしょう。
ちなみに建物内での飲食は基本的にできませんが、雨の日に限り一部の建物の中で食べてもよいことになっています。
あと、お出掛けの際には手の消毒用としてこんなものがあると便利です。
外でお弁当を広げたり、近くに水道が見当たらない場合などにも重宝します。
ジェルタイプなので小さな子供の手にも擦り込みやすく、夏場などでは食中毒の予防にもなります。
あると便利な持ち物は?
ここではオムツやお尻拭き、ミルクなどといった赤ちゃんの必需品の他に持って行くと便利なものを紹介します。
「あ~、あれ持って来ればよかった・・・」という事態を少しでも回避するためにチェックしておきましょう。
- 日傘
- 帽子(ママと赤ちゃんの両方)
- 日焼け止め
- 上着(秋~冬場)
- ひざ掛け(秋~冬場)
- ベビーカー
- 抱っこ紐(エルゴなど)
- 雨具(天気次第で)
- 敷き物
- 授乳ケープ
- ベビーフード(園内に売っていないため)
といった気温の変化に対応するものと、紫外線対策グッズは準備しておいた方が無難です。
駅や駐車場から園までの道中に加えて、園内でも屋外を移動することが多いためです。
子供が1人ではなく、2人や3人の場合には抱っこ紐は必須級になるかと思います。
特に帰り道などは子供が疲れて寝てしまうことも考えられるため、移動が大変になります。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
授乳やオムツ替えはどうすれば?
小さな赤ちゃん連れだとどこに行っても気になりますが、授乳室は1ヶ所(正面入り口の建物)用意されています。
中までは入れませんでしたが、そこまで広くはない様子なので休日などは混み合うことが予想されます。
注意点としてお湯は提供されませんので、ミルクの赤ちゃんには家から魔法瓶で準備してくるしかなさそうです。
続いてオムツ替えスペースですが、園内のトイレに何箇所か下の写真のような台が備え付けられています。
男性側、女性側の別々にありますのでパパにお任せすることも可能です。
イルカショーは赤ちゃんでも楽しめる?
須磨水族園の見どころとして有名なのが、やはりイルカショーです。
私もいくつかの水族館のイルカショーを観てきましたが、ここのは非常にレベルが高くなっています。
というのも須磨水族園自体の歴史が古く、トレーナーさんやイルカ達のいわば「芸歴」が他の水族館より長いのです。
小さな赤ちゃんにはよく分からないかもしれませんが、「何か動いて(泳いで)いる」というのを目で追ったりすることがあります。
特に驚いたのは、1人のトレーナーさんが3頭のイルカに随時指示を出して技を披露していました。
※基本は「トレーナー1人に対してイルカ1頭」
ショーの時間は15分とやや短めですが、内容は実にレベルが高くて充実していました。
特に立ち泳ぎでのプレゼント渡しや、6頭一斉ジャンプは圧巻の一言でした。
注意点としてイルカのプールの近くは水がよくかかります。
中にはいたずらっ子なイルカもいて、わざわざ観客に水をかけにきてくれたりします・・・。
カメラやスマホなど、濡れて困るものには気をつけましょう。
写真のように、前の方の席ではカッパを着たりビニールシートで水よけ対策をしている子供たちもいました。
また、イルカショーの会場にはベビーカーが入れませんので入り口横付近にある「ベビーカー置き場」に置かなくてはなりません。
貴重品などは持って行きましょう。
ここでもエルゴなどの抱っこ紐が役に立ちます。
まとめと私の体験談
このように、今回は神戸にある須磨海浜水族園に関する情報を集めてきました。
小さな赤ちゃん連れだと公式ホームページだけでは分かりにくい点もあったため、実際に行って調べて良かったと感じています。
それでは最後にまとめとして
- 車で行くなら朝一番から
- 入園料が他と比べて良心的
- ベビーカーや抱っこ紐があると楽
- 晴天ならお弁当持参も良い
- イルカショーは必見!
といったところでしょうか。
子供だけでなく私たち大人も一緒になって楽しめるため、個人的にも須磨水族園はおススメです!