餃子の具材やニラレバ炒めなどの中華料理には欠かせないニラですが、赤ちゃんの離乳食にはどうなのでしょうか。
先日中華スープの中に浮かんでいたニラを見ながら、ふとこんな疑問が頭に浮かんできました。
- 赤ちゃんにニラはいつからどのように?
- ニラでアレルギーが出たりするの?
- 臭いけど離乳食に向いているの?
などなど・・・考え始めると色々出てきましたので、徹底的に調べることにしました。
おそらく私と同じような疑問を持たれた方もおられることでしょう。
私の集めた情報が、毎日育児で忙しい皆さんのお役に立てば幸いです。
赤ちゃんにニラはいつからどのように?
それではまず、ニラの開始時期から考えていきましょう。
私の調べた離乳食メニューのサイトによりますと、ニラはだいたい生後9~10ヶ月の離乳食後期頃から大丈夫という意見が多いようでした。
ちなみにニラには大きく分けて3種類が存在します。
- 葉ニラ・・・いわゆる普通の緑のニラ
- 黄ニラ・・・臭みがなくて柔らかい
- 花ニラ・・・専用の品種で花と蕾(つぼみ)を食べる
といったところでしょうか。
ただ、実際のところ「ニラ」と言えばだいたい普通のニラを指します。
ニラの調理方法としては、しっかり茹でてから細かく刻んでお味噌汁や卵とじがおススメです。
ニラは根元よりも葉先の方が比較的柔らかいため、赤ちゃんにはなるべく先の方を使いましょう。
それでもニラの繊維が残って食べにくいようでしたら、茹でた後にすり鉢でよくすり潰しておかゆなどに混ぜる方法もあります。
ちなみに、この茹でて刻んだニラは冷凍保存が可能です。
離乳食の度に毎回調理するというのは、なかなか手間がかかります。
できれば少しでも時間を節約して、効率よく家事・育児をしたいものです。
そこで何か使えるグッズを探してみたところ、こんな物を見つけました!
これは冷凍や電子レンジだけでなく、食洗機に入れてもOKという優れモノです。
もちろんニラだけでなく、大根や人参といった茹でるのに時間がかかる根菜などを小分けし、冷凍保存しておくのにも役立ちます。
容器自体が平べったい形になっていますので、冷凍庫の中であまり場所を取らないというメリットもあります。
また、ニラは野菜の中でも痛みが早い方(冷蔵庫でも2~3日)なので、うっかり消費し忘れないように注意しておきましょう。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
ニラでアレルギーが出たりするの?
それから一般的に、ニラはアレルギーが出にくい食品であると言われています。
参考までに、政府発表の「特にアレルギーになりやすい食品一覧」にも入っていません。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)
ただしこれは「出にくい」というだけで、100%大丈夫というわけではありません。
報告例は少ないのですが、全国的にニラのアレルギーは存在します。
症状的には『口腔アレルギー症候群』といって、食べた直後に口まわりや舌、唇が赤く腫れる場合があります。
その他にも
- 手足、身体の蕁麻疹(じんましん)
- 目のかゆみや充血
- 鼻水
- 喉の痛みや腫れ
- 喘息
- 下痢
- 嘔吐
というように、いわゆる食中毒や花粉症にも似た症状が出る場合があります。
それから、ごく稀ですがアナフィラキシーショックで呼吸困難や痙攣(けいれん)に陥るケースも報告されています。
また、上記のようなアレルギー反応には
- 即時性・・・食事中~30分以内に
- 遅延性・・・食後数時間~数日経ってから
症状が出るといった、2つのパターンが存在します。
即時性の場合には原因が分かりやすいのですが、遅延性になると「何を食べてアレルギーが出たのか分かりにくい」ということが起きます。
ちなみに下記の食材も、分類上はニラとよく似ています。
- ネギ
- 玉ねぎ
- エシャロット
- ラッキョウ
- ニンニク
もし赤ちゃんにニラを食べさせていて口周りが腫れてきたり、体調の変化を感じた場合にはこれらの野菜にも注意が必要です。
気になる場合には安易な素人判断をせずに、小児科やアレルギー科を受診して先生に相談してみましょう。
そもそもニラは離乳食に向いているの?
上の項目でニラが離乳食後期頃から食べさせられる点や、アレルギーも比較的出にくいことが分かりました。
ここではニラの栄養面などから、赤ちゃんの離乳食に向いているかどうかを検証していきたいと思います。
ニラに含まれる栄養成分としては
- ビタミン類(特にA・C・E・K等)
- 葉酸
- パントテン酸
- カリウム
- モリブデン
などの値が高いことが分かります。
ビタミンCについては身体の免疫力や抵抗力を高め、風邪などにかかりにくくしてくれます。
ビタミンKには血液をサラサラにしたり、カルシウムと関わって骨を強くする効果があります。
それから、ニラに含まれるアリシンという物質は身体を温めたり、新陳代謝を活発にするはたらきを持っています。
また、便秘予防に役立つ食物繊維ですが、ニラ100グラムには2.7グラムと程よく含まれています。
そして整腸作用もあるため、昔から下痢をした際にはお腹に良いとも言われています。
もし赤ちゃんのお通じが気になるようでしたら、うまく離乳食に取り入れたいところですね。
ニラの本来の旬(季節)としては主に3月~5月頃ですが、現在ではほぼ一年中入手が可能です。
独特の臭みや辛味があるため、全ての赤ちゃんに受け入れられるとは限りません。
しかしながら、その優れた栄養面から赤ちゃんの離乳食にも向いていると位置付けることができます。
参考までにこんな青汁を見つけました!
⇒【完全無添加】保育園でも採用!GREEN MILK(グリーンミルク)
このグリーンミルクの特徴はたくさんあるのですが・・・まず、青汁なのに良い意味で全然青汁らしくありません。
とにかく飲みやすいという一言に尽きます。
これまでの青汁というと「青臭い・苦い・むせる」といった、飲みにくいイメージが定着していました。
しかしながら私も実際にこれを飲んでみたところ、予想をはるかに上回る飲みやすさでした。
私の娘もまるで大好きなジュースを飲むが如く、毎日ゴクゴクと飲んでいます。
特に今回のニラが苦手で、ビタミンやカルシウム不足が気になる赤ちゃんには試してみる価値があるでしょう。
また、このグリーンミルクは赤ちゃんや子供だけでなく、私たち大人が飲んでも全く問題ないのです。
むしろ産後や授乳中のママさんにもおススメの1杯となっています。
まとめと私の体験談
このように、今回はニラの開始時期やアレルギーについて調査してきました。
特に大きな注意点などは無いように思われましたが、要点だけでも再確認されてみてはいかがでしょうか。
では最後にまとめとして
- 生後9~10ヶ月頃の離乳食後期から
- しっかり茹でて刻んで食べやすく
- 独特の臭いや辛味が受け付けられないことも
- アレルギーは出にくいが一応の注意を
- 最初は基本的にスプーン1杯からお試し
といったところでしょうか。
参考までに、先日私の1歳になる娘にニラの離乳食を試してみる機会がありました。
といっても単にこれまで飲んでいたお味噌汁に、茹でて刻んだニラを少し入れてみただけです。
嗅いだ時にニラの臭みが多少残っていましたが、結果的に娘は気にせず食べてくれました。
もう少し歯が生えてしっかり噛めるようになれば、韓国料理のチヂミなども食べさせてみたいと思います。
皆さんの子供さんにも、問題なくニラが食べられるように願っています!