赤ちゃんに生姜(しょうが)はいつから?アレルギーは?


ざるそばやそうめんなどの「薬味」や、豚肉の生姜焼きにも欠かせない生姜(しょうが)ですが、赤ちゃんの離乳食にはどうなのでしょうか。

先日スーパーに並んでいた立派な生姜を見ているうちに、ふとこんな疑問が浮かんできました。

  • 赤ちゃんに生姜はいつ頃から?
  • 生姜でアレルギーが出たりするの?
  • そもそも離乳食には向いているの?

などなど、赤ちゃんの口に入るものは私たちの食べ物よりも気になります。
私と同じような疑問をお持ちの方のためにも、調査してきた情報を紹介していきたいと思います。

日夜、育児に追われて忙しい皆さんのためになれば幸いです。

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赤ちゃんに生姜はいつから?

まずはじめに、生姜の「開始時期」から考えてみましょう。
実は私が調べたいくつかの離乳食サイトでは、はっきりと「○歳からOK」とは記載されていませんでした。

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そのため、知り合いの管理栄養士さんや小児科の先生から聞いた情報などを総合したところ

  • 0歳のうち・・・・まだ与えない方が無難
  • 1歳を過ぎて・・・ごく少量の風味付け程度に
  • 2歳を過ぎて・・・少しずつ量を増やしてみる
  • 3歳を過ぎて・・・嫌がらなければ「豚の生姜焼き」など

という感じになりました。
もともと生姜には、肉や魚の「生臭さ」を消してしまう程の「香り・匂い」があります。
言い換えれば、それだけ刺激やクセの強い食材ということになります。
赤ちゃんに少しずつでも試してみる場合、本人が嫌がらないことが大前提ですので無理して食べさせないようにしましょう。

生姜の調理方法としては、よく洗ってすりおろしたものを味噌汁炒め物に混ぜてみましょう。
一度にたくさん入れ過ぎると味が変わってしまいますので、くれぐれも少しずつ味見をしながら入れていきます。

ちなみに、すりおろした生姜は冷凍保存が可能です。
赤ちゃんの離乳食だけでなく私たちの料理にも使えますので、下のような保存容器を使ってみてはいかがでしょうか。

【楽天】シリコン製小分け保存容器

この容器は冷凍庫や電子レンジはもちろん、食洗機に入れて洗うのもOKという優れモノです。

生姜だけに限らず、大根や人参といった茹でるのに時間がかかる根菜などを小分けし、冷凍しておくのにも役立ちます。
容器自体が平べったい形になっていますので、冷凍庫の中であまり場所を取らないというメリットもあります。

少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。

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圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。

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「紅生姜」や「はじかみ」はどうなの?

家族で回転寿司に行かれたりする機会もあるかと思われます。
たいていのお店には、各テーブルに「紅生姜」(別名:ガリ)が置かれています。

薄紅色で甘酢に漬かっているものですが、これもやはり赤ちゃんには不向きとなるでしょう。

基本的に乳幼児は

  • 苦味(にがみ)
  • 渋味(しぶみ)
  • 酸味(さんみ)
  • 辛味(からみ)
  • エグ味

などを本能で嫌うものです。
私の娘(3歳)も先日少し口に入れてみましたが、「からい~!!」と言ってすぐに口から出してしまいました。

それから焼き魚などに添え物として使われる「はじかみ」は、生姜の芽を湯通しして甘酢に漬けたものです。
主に料理の彩りと口直しのためですが、大人でも食べずに残される方が少なくないように思われます。

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中には好きでパクパク食べる子がいるかもしれませんが、適量なら本人の好みに任せておくのが良いでしょう。

生姜でもアレルギーが出たりするの?

また、生姜も食品である以上アレルギーの問題があります。
参考までに、政府が発表している「アレルギーになりやすい食品一覧」を確認してみましょう。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)

この資料の中に生姜は含まれていませんが、全国的に報告例が少ないもののアレルギーは存在するようです。

症状的には『口腔アレルギー症候群』といって、食後に口周りや口の中などが赤く腫れたりします。

その他にも

  • 手足、身体の蕁麻疹(じんましん)
  • 目のかゆみや充血
  • 鼻水
  • 喉の痛みや腫れ
  • 喘息
  • 下痢や嘔吐

というように、「花粉症」や「食中毒」に似た症状が出る場合もあります。

そして、このようなアレルギー反応には

  • 即時性・・・食事中~30分以内に
  • 遅延性・・・食後数時間~数日経過後に

症状が出るという、2つのパターンがあります。
即時性アレルギーだと原因の食品が分かりやすいのですが、遅延性では「どの食材がアレルギーになるのか分かりにくい」という難点があります。

もし赤ちゃんに生姜入りのメニューを食べさせていて、体調に違和感を感じた場合には一旦食事を中断しましょう。

繰り返しになりますが、赤ちゃんに初めて生姜を与える際にはほんの少しからスタートされた方が無難です。

そして万が一の場合にすぐ病院へ駆け込めるよう、平日の午前中(9時~10時頃)に試すのが良いといわれています。

気になる方には、採血が不要で検査できる「パッチテスト」などもおススメです。

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もし生姜でアレルギーが出てしまったら?

また、生姜はその名のとおりショウガ科に属しています。
同じ科の仲間には

  • みょうが(茗荷)
  • ウコン

などがあります。
ショウガ科の野菜は刺激が強めで、それぞれ特徴的な香りや味を持っています。

もし生姜で赤ちゃんにアレルギーが出るようでしたら、上記の野菜にも注意しておきましょう。
逆にみょうがやウコンが駄目な場合には、生姜でもアレルギーが出る可能性があります。

また、一般的に「加熱済み」よりも「生」の方がアレルギーになりやすいと言われています。

生姜は離乳食に向いているの?

ここでは生姜の栄養面などから、乳幼児に向いているかどうかを検証していきたいと思います。

まずは生姜に含まれる栄養成分として、

  • ビタミンB6
  • ナイアシン
  • カリウム
  • マンガン(飛び抜けて多い)
  • モリブデン

などが挙げられます。
ミネラルの1種でもあるマンガンは体内での酵素の活性化、エネルギー代謝に関わるはたらきがあります。
それから骨の形成や成長を助け、丈夫な骨を作る役目も担っています。

ちなみに、上記の中で「モリブデン」というのはあまり知名度が高くないように思われます。
しかしながら効能としては結構重要で、貧血の予防や体内の解毒作用に役立ちます。

それから民間療法として、生姜には身体を温める効果があります。
「生姜湯」や「葛湯」に混ぜて飲ませることで、風邪の予防やひきはじめに効くとも言われています。

また、便秘予防や解消にもなる食物繊維は生姜100グラム中に2.1グラムと、程よく含まれています。
お通じが硬かったり不規則な赤ちゃんには、うまく離乳食に取り入れたいところですね。
ただし生姜自体をそうたくさんは食べられませんので、基本的にはバランスの取れた食事を心がけることが大切になります。

再度繰り返しになりますが、生姜には独特の「香り」や「辛味」があります。
大人である私たちの中でも苦手な人がいる以上に、赤ちゃんの口に合わない場合も十分考えられます。

含まれる栄養素や効能は魅力的なのですが、小さな赤ちゃんに生姜はそこまで無理に食べさせる必要はないといえるでしょう。

乳幼児期からどうしても食べさせなくてはならない理由はありませんので、「食べてくれたらラッキー!」・・・くらいの認識で良いと思われます。

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参考までにこんな青汁を見つけました!

【完全無添加】保育園でも採用!GREEN MILK(グリーンミルク)

このグリーンミルクの特徴はたくさんあるのですが・・・まず、青汁なのに良い意味で全然青汁らしくありません。
とにかく飲みやすいという一言に尽きます。

これまでの青汁というと「青臭い・苦い・むせる」といった、飲みにくいイメージが定着していました。

しかしながら私も実際にこれを飲んでみたところ、予想をはるかに上回る飲みやすさでした。
私の娘もまるで大好きなジュースを飲むが如く、毎日ゴクゴクと飲んでいます。

特に野菜嫌いでビタミンやカルシウム不足が気になる赤ちゃんには、試してみる価値があると思われます。

また、このグリーンミルクは赤ちゃんや子供だけでなく、私たち大人が飲んでも全く問題ないのです。
むしろ産後や授乳中のママさんにもおススメの1杯となっています。

まとめと私の体験談

このように、今日は生姜についての開始時期やアレルギーなどを調査してきました。
皆さん既にご存知の点もあったかと思いますが、再確認の意味も込めておさらいしておきましょう。

では最後にまとめになりますが

赤ちゃんに生姜(しょうが)は?
  • 1歳を過ぎた頃から少しずつが無難
  • 本人が嫌がらないことを前提に
  • 「豚の生姜焼き」などは3歳くらいから
  • アレルギーの可能性は低いがゼロではない
  • 乳幼児期から無理に食べさせなくても良い

といったところでしょうか。

参考ですが私の下の娘(1歳)のお味噌汁に、生姜をすりおろして少し入れてみたことがありました。
ほんの少しであったためか、娘は気にせず普通に飲んでくれました。

そして3歳になる上の娘の冷やっこに「生の生姜」をすって乗せたところ、「これ、辛いからいらない~」と返されてしまいました。

皆さんのご家庭でも焦る必要はありませんので、子供の成長に合わせて徐々に料理に取り入れてあげましょう!

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