毎日育児に全力で取り組んでおられる皆さん、今日もお疲れ様です。
さて、今日は赤ちゃんとアイスクリーム(特にアレルギー)に関するお話です。
暑い日やお風呂上りに食べるアイスクリームは絶品ですが、赤ちゃんに対してはどうなのでしょうか。
先日家でアイスを食べていると、こんな疑問が頭に浮かんできました。
- アイスクリームにアレルギーはあるの?
- 具体的な症状とは?
- もしもの場合にはどうすれば?
などなど、私自身も子育て中の身ですので気になります。
同じような疑問をお持ちの方のためにも、色々調べてきたことを紹介したいと思います。
ちょっとしたことでも、皆さんの知識の足しになれば幸いです。
ちなみに、アイスクリームのアレルギーよりも「与え始める時期」や「分量」が気になる方には下記の記事がおススメです。
赤ちゃんの性別や年齢別に分けて詳しく検証していますので、参考になるかと思います。
アイスクリームでアレルギーは出るの?
ちなみにどんな食材でも多少はアレルギーが出る可能性があります。
参考までに、政府がアレルギーになりやすい食材をまとめたものを発表していますので紹介しておきます。
(参照:消費者庁 アレルギー表示についてより)
アイスクリームとしてはこの中に含まれておりませんが、原材料として「牛乳」、「卵」に加えて「大豆」や「小麦」などが使用されているものもあります。
したがって、すでに上記の食品でアレルギーが確認されている場合には与えるのを控えた方が良いでしょう。
また、種類によっては「はちみつ」が使用されているアイスクリームもあります。
アレルギーとは違いますがボツリヌス菌による食中毒の可能性も考えられますので、食べさせる場合には1歳を過ぎてからが無難です。
市販のアイスクリームのアレルギー表示は?
参考までにいくつか市販のアイスクリームを買ってきて、書かれている使用材料をチェックしてみました。
①まずはロッテの「爽(そう) ~バニラ~」をみてみましょう。
容器の横によく分かるように表記されています。
- 卵
- 乳
この爽(そう)を含め、一般的なバニラアイスクリームは単純に牛乳と卵で作られていることが多いようです。
②次は明治の「エッセルスーパーカップ ~チョコクッキー~」です。
アレルギー物質としては
- 小麦
- 乳
- 大豆
となっています。
やはりクッキーが含まれている場合、小麦や大豆が原料として使用される傾向にあります。
ちなみに、このアイスクリームには卵が含まれていません。
③最後はロッテの「モナ王 ~宇治抹茶~」です。
アレルギー物質はこれら3点のうちで最も多く
- 卵
- 乳
- 小麦
- 大豆
となっています。
モナカの部分に小麦と大豆が使われているようです。
このように、市販のアイスクリームにはアレルギーになりやすい食品を複数含んでいることが分かります。
一般的にアイスクリームは牛乳と卵からできているという認識ですが、内容によっては大豆や小麦などのアレルゲンも使用されていました。
ちなみにモナカは口に入れた際に唾液を吸って、喉の奥に張り付いてしまう場合があります。
小さな赤ちゃんのように飲み込む力が弱いと、喉詰めや窒息の危険があります。
乳歯が生えそろってしっかり噛めるようになるまでは与えない方が無難です。
食べさせる目安としては、3歳前後から様子を見ながらにしておきましょう。
アレルギー症状としてはどうなの?
では、実際にアイスクリームでアレルギーが出た場合のことを考えてみましょう。
症状としては『口腔アレルギー症候群』といって、食後に口周りや中などが赤く腫れたりするケースが考えられます。
赤ちゃんの体質にもよりますが、ひどい場合には口周りだけでなく身体中に蕁麻疹(じんましん)が出ることもあります。
ちなみに、このようなアレルギー反応には
- 即時性・・・食べてすぐ~30分以内に
- 遅延性・・・食べて数時間~数日後に
出るという2つのパターンがあります。
即時性の場合には原因となる食品が分かりやすいのですが、遅延性では「どの食品がアレルギーなのか分かりにくい」という問題があります。
もし、赤ちゃんにアイスクリームを食べさせていて口周りや身体に異常が確認された場合には、食べさせるのをやめて様子をみましょう。
非常に稀ではありますが、中にはアナフィラキシーショックといって呼吸困難や痙攣(けいれん)などの重症になることも考えられます。
最終的にはママの判断になりますが、しばらくしても症状が治まらない場合には小児科か皮膚科を受診された方が無難です。
参考までに、ネットでこんなアイスクリームを見つけました!
なんと「牛乳」と「卵」だけでなく、「小麦粉」までも不使用という驚きの商品です。
⇒【楽天】 玄米アイス(プレーン6個) 牛乳・卵・小麦粉不使用
本当にこれでアイスクリームが作れるの・・・?
と疑いたくなるような原材料ですが、中身を確認してみると間違いなくアイスクリームでした。
牛乳や卵などをアレルギーに持つお子さんには、ぜひともおススメしたい一品です。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
まとめと私の体験談
このように、今回は身近なアイスクリームのアレルギーについて調査してきました。
注意点についてそこまで神経質になることはありませんが、重要なポイントだけは覚えておいて損はないと思います。
では最後にまとめになります。
- 基本的にはアレルギー表示を必ず見る
- 少なくとも「牛乳」や「卵」には注意を
- 中には「小麦」や「大豆」などが含まれるものも
- 最初は「バニラ」をスプーン1さじから
- 食後しばらくは口周りや肌をチェックして
といったところでしょうか。
アイスクリームはあくまでも「おやつ」の部類に入ります。
そのため、日々の食事がきちんと摂れているなら無理に与える必要が無いという意見もあります。
一方で病気中に食欲がない場合や、喉が腫れて固形物が食べにくい時の栄養補給の手段にもなります。
アレルギーには十分に注意して、子供さんと一緒に楽しくアイスクリームを味わいたいものですね。
私も同じように小さな子を持つ親として、皆さんの育児を応援しています!