毎日の育児に全力投球の皆さん、いつも本当にお疲れ様です。
赤ちゃんもだんだん大きくなってきて、お出掛けできそうな場所が増えてきている頃ではないでしょうか。
そろそろ動物園でも・・・とお考えの方々に、今日は大阪にある「天王寺動物園」について紹介したいと思います。
結論を先に言ってしまいますが、天王寺動物園は赤ちゃんにもかなりおススメです。
しかしながら、具体的には
- アクセスや駐車場は?
- 園内の状況や空いている時間帯は?
- ベビーカーや抱っこ紐は?
- ランチの持ち込みや食べる場所は?
- 授乳室やオムツ替えシートはあるの?
- 赤ちゃんでも楽しめるだろうか?
というような辺りが気になる点かと思われます。
そんな疑問をお持ちの方々のためにも、私自身が実際に行った体験をもとに解説していきます。
私の情報が少しでも役に立って、家族みんなで天王寺動物園を楽んで頂ければ幸いです。
目次
混雑状況とおススメの時間帯は?
まずは気になる混み具合から見ていきましょう。
せっかくの楽しい場所でも、人でいっぱいだと赤ちゃんも疲れてしまいます。
私が子供と行った日は平日でしたが、近隣の保育園児やお年寄りの方々で結構賑わっていました。
特に11時~14時くらいの間は、あちこちで先生と一緒の園児グループを見かけました。
お昼時には一斉にお弁当となり、周りの日陰やベンチなどが埋まっている状況でした。
また、14時を過ぎると保育園や幼稚園の子供たちに代わり、車椅子のお年寄りの方々が来られていました。
動物園の人に聞いてみたところ、主に
- 平日・・・保育園、幼稚園、小学生
- 休日・・・家族連れ
という感じで混みあうそうです。
比較的空いてそうな時間帯を聞くと「開園直後~11時頃」か「15時以降~閉園時間前」とのことでした。
ちなみに天王寺動物園の営業時間は季節によって若干変わっていて
- 基本 ・・・・・・・・午前9時30分~午後17時
(入園は午後16時まで) - 5、9月の土日祝・・・午前9時30分~午後18時
(入園は午後17時まで)
となっています。
私の体感ですが、小さな赤ちゃんや子供を連れていても2~3時間位で園内一周できるかと思われます。
休日などで人混みが気になる場合には、朝一番の開園直後かお昼やや遅め(14時~15時)を狙って行かれるのが良いでしょう。
上の写真はJRや地下鉄「天王寺駅」側にある「てんしばゲート」です。
3年前に行った時と変わり、すごく綺麗になっていました。
また、基本的に月曜日が休園日となっているため行かれる曜日には注意しておきましょう。
月曜日が祝日の場合には、翌平日が休園となります。
それから年末年始(12/29~1/1)もお休みになっています。
その他にも天候や園内整備などにより、臨時休園になる場合もあります。
念のため公式ホームページで確認された方が無難です。
天王寺動物園へのアクセスや駐車場は?
では次に動物園への交通手段ですが、小さな赤ちゃんを連れている場合にはやはり車が便利です。
ただし天王寺動物園には専用駐車場が無いため、車で来られた方は付近のコインパーキングを利用する必要があります。
市営を含めて近くにいくつか民間の駐車場がありますので、なるべく近くて安い所に駐車されるのが良いでしょう。
駐車場に関しては下記のリンク先が参考になるかと思われます。
⇒天王寺動物園の駐車場でおススメは?安くて近いベスト3はコチラ!!
平日なら「1日最大〇〇円」という上限金額付きの駐車場がおススメです。
(土日祝日などは残念ながら上限無しの所がほとんどです)
駐車場に車を停めたら、必要に応じてお昼ご飯や飲み物を入手しておきましょう。
園内にも売店やレストランはありますが、混んでいるとお弁当などを買って持ち込む方が早いことも考えられます。
てんしばゲート側には色々なお店が出来ていて、その中でも
「産直市場 よってって」はおススメです。
何となく「道の駅」風でお弁当やパンのほか
お土産や地域の特産品、新鮮野菜なども販売されていました。
動物園の帰りにもう一度寄るのもいいですね。
あとはコンビニの「ファミリーマート」や
カフェのような感じで、テイクアウトもOKのお店などが目に入りました。
ちなみに反対側の「新世界ゲート」(通天閣方面)付近に駐車された場合には、ローソンやデイリーヤマザキなどがあります。
入園料や年間パスポートは?
次に、天王寺動物園の入園料についてですが
- 大人・・・・・・・・・・・・500円
- 小中学生・・・・・・・・・・200円
(市内在住は無料) - 年間パス(大人) ・・・・・・2,000円
- 年間パス(市外小中学生) ・・・800円
- 未就学児・・・・・・・・・・無料
となっています。
小学生未満は無料というのが良心的ですね。
1年に4回行けば「もと」が取れますので、年間パスポートも経済的な価格設定となっています。
当日券購入後に「やっぱり年パス欲しい!」となった場合、購入当日に限り差額分(大人なら1,500円)を払えば良いのも親切です。
参考までに、関西にある他の動物園と大人1名の入園料を比べてみたところ
- 神戸動物王国(神戸)・・・1,500円
- 淡路ファームパーク ・・・800円
- 王子動物園(神戸)・・・・・600円
- 京都市動物園(京都)・・・・600円
- 天王寺動物園(大阪)・・・・500円
というように天王寺動物園の入園料は関西主要な動物園の中で最も安く、内容的なコストパフォーマンスも高いと言えるでしょう。
もちろん規模や飼育されている動物たちはそれぞれ違いますが、お財布にも優しく気軽に行きやすいのではないでしょうか。
特に一家5人などで行く場合には、総費用として大きな差が出てきます。
余談ですが、ちょっとお得な情報を見つけましたので紹介しておきます。
下記のリンク先は全国のレジャー・食事・映画・旅行・温泉・ホテルなど(対象案件は90万件以上!)で割引優待を受けられるサービスです。
⇒デイリーPlus – Yahoo! JAPANが提供する会員制割引優待サービス
キャンペーンなども随時行われていて、現在2ヶ月間無料でお試し利用ができます。
私も登録済みですが、意外な場面で割引が効いたりと重宝しています。
行楽シーズン前に登録しておくことで、「節約のチリ」が積もって「お宝の山」になったら嬉しいですよね!
園内の雰囲気や内容はどうなの?
ここでは園内の様子について紹介していきます。
赤ちゃん連れの場合には、大人だけで行く時よりも結構気になるポイントがあるものです。
まずは「白雪姫時計台」といって、日中の15分おきに白雪姫が出てきて皆さんに挨拶してくれます。
うちの娘も大喜びで見入っていました。
それからお土産やグッズが並んでいる売店があったり
園内の所々に自動販売機があって、飲料やアイスクリームなどが売られています。
(値段もだいたい市販と同じか10円程度高いくらいでした)
また、屋根のあるイベント広場もあります。
私が行った日は暑かったためか、園児たちが敷物を敷いてお弁当を食べていました。
そこそこ広いので、急な雨の場合には雨宿りもできそうです。
上の写真はコウモリやタヌキのいる「夜行性動物舎」ですが、建物の中は照明を落として薄暗くされています。
こんな風に注意書きされているとおり、小さな子供にベビーカーをぶつけたりしないように気を付けましょう。
ちなみに、この夜行性動物舎の中は独特の「動物臭」がします。
天王寺動物園でランチを食べるには?
園内には結構たくさんのベンチやテーブルが用意されています。
ただし最初の方にも書いた通り、お昼時には日陰になる場所がだいたい埋まってしまいます。
お弁当持参の場合には周りの状況を見つつ、空いている時間帯にずらして食べる方が良さそうです。
荷物にはなりますが、敷き物が1枚あると役に立つでしょう。
上の写真のミニステージがあるベンチは広めですが、お昼には子供たちでいっぱいでした。
また、園内で食べ物を広げるとハトやスズメが寄ってくることがあります。
彼らはかなり大胆で、人のすぐそば(50センチ位)まで平気で近寄ってきます。
ここで少しでも食べ物をあげてしまうと、仲間の鳥たちがたくさんやってきて収拾がつかなくなります。
小さな赤ちゃんが怖がったりしますので、食べ物をあげないようにしましょう。
フンなどをされてしまうと衛生的にも良くありません。
衛生的と言えば、お出掛けや食事前にはこんなものがあると便利です。
外でお弁当を広げたり、近くに水道が見当たらない場合にも役立ちます。
ジェルタイプなので小さな子供の手にも擦り込みやすく、夏場などでは食中毒の予防にもなります。
また、園内にはレストラン(限りなく食堂に近いですが)もあります。
メニュー的には
- うどん
- ラーメン
- カレー
- 丼もの
- 定食
などなど、定番のものが揃っています。
コアラランチなど、子供向けのメニューもありました。
屋外で食べられないような悪天候であったり、お昼持参でない場合などにはおススメです。
授乳室やオムツ替えシートは?
小さな赤ちゃんを連れていると、どこに行っても気になるのが「授乳室」と「オムツ替えシート」かと思われます。
天王寺動物園では授乳室が1ヶ所用意されています。
建物の外観はこんな感じで、ログハウス風です。
ちゃんと「授乳室」の表記があり
中はこんな感じで、おむつ替えシートも併設されていました。
ただ、そこまで広くないため一度に入られる人数は限られています。
それから調乳器の設置がなく、お湯は各自で用意する必要があります。
ちなみに、売店の人にお願いしてお湯を貰っている人を偶然見掛けました。
(温度の指定はできず「熱湯でよろしければ」と言われていました)
それからオムツ替えシートも園内ほとんどのトイレに準備されています。
男性用トイレにもありますので、パパでも気兼ねなく使用する事ができます。
オムツ専用のゴミ箱があるのもありがたいですね。
それから、中の全部が「こどもトイレ」という建物が存在します。
カラフルなペイントがされていて、よく見ると「おとこのこ」「おんなのこ」と書かれています。
何人か大人の人が入って行き、「ここ子供用やわ~」と言いながら出て来られる姿を目撃しました。
小さな子供のお客さんのことも考えられているようです。
(遠足などで子供が多いのも分かる気がしました)
この辺の充実加減が、冒頭で『赤ちゃん連れでもおススメ』とした理由にもなっています。
最近新しく建てられたり、リニューアルされた施設は赤ちゃんや子供のことをよく考えているように思えます。
その他にあると便利な持ち物は?
ここではオムツやお尻拭き、ミルクなどといった赤ちゃんの必需品の他に持って行くと便利なものを紹介します。
「しまった、あれ置いてきた・・・」という事態を未然に防ぐためにもチェックしておきましょう。
- 日傘
- 帽子(ママと赤ちゃんの両方)
- 日焼け止め
- 上着(秋~冬場)
- ひざ掛け(秋~冬場)
- ベビーカー
- 抱っこ紐(エルゴなど)
- 雨具(天気次第で)
- 敷き物
- 授乳ケープ
- ベビーフード(園内では売っていないため)
といった気温の変化に対応するものや、紫外線対策グッズは準備しておいた方が無難です。
駐車場から園までの道中に加えて、園内でも屋外を移動することが多いためです。
また、天王寺動物園には貸し出し用のベビーカーやバギーが数台ずつ用意されています。
ただし無料ではなく
- ベビーカー・・・・・300円
- ゾウさんバギー・・・600円
というように有料です。
そして予約が出来ないため、確実に借りられるとは限りません。
特に来園者の多い土日祝日などは、家から持参される方が確実と思われます。
園内ではあちこちにスロープが作られていますので、ベビーカーでも安心して観て回ることができます。
少々狭いのですがエレベーターも数ヶ所ありますので、移動に困るということはほとんど無いでしょう。
注意点として、園内のアスファルトには一部傷んでいる所がありました。
地面の凸凹にベビーカーのタイヤを取られないように気を付けましょう。
それから、ゾウたちのいる「アジアの熱帯雨林」では道の舗装自体がなされていません。
地面が凸凹である上に、雨が降ったりするとさらに足元が悪くなりますので注意が必要です。
それから赤ちゃんや子供が2人以上いる場合には、ベビーカーに加えてエルゴなどの抱っこ紐の持参をおススメします。
特にママさん1人で子供2人などの場合には、抱っこ紐は必須級のアイテムになるかと思います。
園内や帰り道で子供が疲れて寝てしまうことも考えられるため、準備しておいた方が良いでしょう。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
また、携帯できて外でも気軽に食べられるベビーフードを見つけました。
⇒【楽天】和光堂 鶏とおさかなのベビーランチ(7ヶ月頃から)
中にスプーンまで付いているという安心の1品です。
レトルトパウチされていて賞味期限も長いため、いざという時の非常食にもなりますね。
天王寺動物園の周辺には何があるの?
ここからはオマケ情報になりますが、動物園だけで物足りない方のために近くにある名所も紹介しておきます。
- 通天閣
- 新世界
- スパワールド
- 大阪市立美術館
- あべのハルカス
- 四天王寺
などなど、遠方から来られた方々にもおススメです。
ただし赤ちゃんの体力や疲れのこともありますので、無理のないようにしましょう。
まとめと私の体験談
このように、今回は赤ちゃん連れで行く天王寺動物園について調べてきました。
公式ホームページでの紹介はありますが、細かい点に関しては実際に行ってみて良かったと思います。
それでは最後にまとめとして
- 授乳室やおむつ替えシートが充実している
- 人混みを避けるなら朝早めがおススメ
- 入園料が安くてお財布にも優しい
- ベビーカーや抱っこ紐があると便利
- 天気が良ければお弁当持参も良い
といったところでしょうか。
今回は時間の都合で「ふれあいコーナー」に行けませんでしたが、私も子供と一緒になって楽しむことが出来ました。
繰り返しになりますが、赤ちゃんと行くなら天王寺動物園がおススメです!