小さな赤ちゃんのいるママパパの皆さん、毎日の育児本当にお疲れ様です。
赤ちゃんも少しずつ大きくなって、色々な所へお出掛けを・・・と検討されている頃かと思われます。
今日はそんな皆さんにジュゴンやラッコ、スナメリでも有名な「鳥羽水族館」の魅力について紹介したいと思います。
※ジュゴンが観られるのは日本国内ではここだけです!
ただ、小さな赤ちゃんと一緒に行くとなると
- 混雑状況やおススメの時間帯は?
- 近くに駐車場はあるの?
- ベビーカーや抱っこ紐の必要性は?
- お昼のランチを楽しむには?
- 授乳室やオムツ替えシートはあるの?
といった気がかりな点もあるかと思います。
当記事ではそんな不安をお持ちの方々のためにも、私自身が実際に行った感想を踏まえて紹介していきます。
家族全員で鳥羽水族館を楽しんでもらえるよう、私の集めた情報が役に立てば幸いです。
目次
混み具合やおススメの時間帯は?
まずは気になる混雑状況から見ていきましょう。
どんなに楽しい場所でも、人混みに揉まれてばかりでは赤ちゃんも疲れてしまいます。
私が行ったのは平日の金曜日でしたが、家族連れや近くの幼稚園・小学校と思われる子供たちで賑わっていました。
ただ、午後になると学校関係の子供たちはやや少なくなりました。
ちなみに鳥羽水族館の公式ホームページにも
『5月・10月は、学生団体様で館内が大変混み合う場合があります。(特に木・金曜日)』
と記載されています。
土日祝日は家族連れで混雑が予想されますので、ゆったり観て周るおススメは月・火・水曜日のお昼からでしょうか。
また、鳥羽水族館は基本的に年中無休で営業時間は
- 通常・・・午前9時~午後17時
- 夏場・・・午前8時半~午後17時半
(7月20日~8月31日)
となっています。
鳥羽水族館に限りませんが、お盆やゴールデンウィークなどの大型連休も人出が多いと思われます。
所要時間はどれくらいかかるの?
実は鳥羽水族館には、いわゆる「順路」というものが設定されておりません。
全館「自由通路」となっていて、どこからでも観て周れるようになっています。
上のパンフレットのように、メインは2階と3階となります。
好きな所から観て回れるのですが、最終的に全部観ようとすると行ったり来たりになるかもしれません。
私の体感ですが、赤ちゃんや子供を連れていても早ければ2時間位で館内一周できるかと思われます。
ただ、ゆっくりお昼を食べたりお土産を選んだりすることを考えれば、3~4時間程度は必要とも言えます。
それから時間によっていくつかのショーがありますので、興味のある方はあらかじめ予定を組んでおいた方がスムーズに周れると思います。
鳥羽水族館へのアクセスや駐車場は?
では次に鳥羽水族館への交通手段についてですが、赤ちゃん連れの場合にはやはり車が便利です。
ただし鳥羽水族館には専用駐車場が無いため、車で行かれる方は付近のコインパーキングを利用することになるでしょう。
幸いなことにほぼ隣に大きな立体駐車場がありますので、ここに停めるのが無難と思われます。
目印は上の写真の看板で、遠くからでもよく分かりました。
駐車料金は一日中停めても800円と、都会に比べれば良心的です。
ただし17時15分で閉められますので、それまでには出庫しましょう。
入館料や年間パスポートは?
次に、鳥羽水族館の入館料についてですが
- 大人 ・・・・・・・2,500円
- 小、中学生 ・・・・1,250円
- 幼児(3歳以上)・・・・630円
(3歳未満)・・・・・・無料
となっています。
3歳未満の子供は無料というのが助かりますね。
1年に3回行けば「もと」が取れる、お得な年間パスポート(大人6,200円)もあります。
参考までに、関西周辺にある他の水族館と大人1名の入館料を比べてみたところ
- 鳥羽水族館 ・・・・・・・・・2,500円
- 城崎マリンワールド(兵庫)・・・2,470円
- 海遊館(大阪)・・・・・・・・・2,300円
- 京都水族館(京都)・・・・・・・2,050円
- 須磨海浜水族園(神戸)・・・・・1,300円
というように、鳥羽水族館の入館料は関西圏でも最も高い部類に入ります。
ただ、ここでしか観られないジュゴンや数々のショーをはじめ、飼育種類数も日本一という点を考えれば妥当な金額とも言えるでしょう。
余談ですが、ちょっとお得な情報を見つけましたので紹介しておきます。
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ベビーカーは持参した方がいいの?
さて、旅行先や多くのテーマパークではベビーカーについて気になるものです。
上の項目でも紹介した通り、鳥羽水族館は自由通路となっていて通路の全長は約1.5㎞あります。
この距離はあくまでも最短ですので、実際にはもっと長い距離を移動することが予測されます。
駐車場から水族館までの距離や、お土産等を買った場合には荷物が増えることもあり得ます。
そう考えると、やはりベビーカーは家から持参された方が良いでしょう。
ちなみに下記の写真のようなベビーカー(カート?)の無料貸出もあります。
どこかで見たことがあると思ったら、西松屋さんやイオンなどの商業施設でも使われているポピュラーなものですね。
そしてこんな注意書きも
対象年齢が生後2ヶ月~2歳までとなっています。
ちなみに数に限り(私が見た際には10数台)がありますので、借りられない場合も考えられます。
館内の様子や雰囲気はどうなの?
ここでは館内の様子や、備え付けの設備などについて紹介していきます。
特に小さな子供連れの場合には、大人同士で行く時よりも気掛かりな点が増えるものです。
まずは2階に上がってすぐのエントランスホールです。
大きな水槽もあり、待ち合わせや迷った時に戻ってくる場所としても利用できます。
また、館内には下の写真のように照明を落としているエリアがあります。
幻想的ですが、薄暗いのでベビーカーや小さな子供にぶつからないように注意が必要です。
また、小さな魚に触れるコーナーもあります。
柵などがありませんので、赤ちゃんが足を踏み外したりベビーカーの車輪が落ちないように気を付けましょう。
館内には各階の移動のためのエレベーターや
ベビーカーや車椅子のためのスロープが設けられています。
バリアフリーになっているのが有難いですね。
それから可愛らしいお土産もたくさん売られているので、あれこれと目移りしてしまいます。
鳥羽水族館でランチをするには?
館内には意外と多くのベンチやテーブルが用意されています。
時間帯や運が良ければ、下のような場所が空いていることも。
鳥羽の海を眺め、潮風を感じながらのお弁当もいいですね。
ただ私の行った平日でも、お昼頃になると席はそこそこ埋まっていました。
お弁当持参の場合には、昼前後に多少時間をずらした方がスムーズに食べられそうです。
また、館内にはレストランが2ヶ所あります。
その1つは「花さんご」というお店で
ハンバーグやパスタ、カレーなどが楽しめます。
キッズランチもあり、家族でしっかり腹ごしらえしたい場合におススメです。
それから2つ目は「ベイサイド」といいます。
こちらはラーメンや伊勢うどん、焼きそばといった軽食風のメニューが並んでいました。
ちょっと小腹が空いた時などにもいいですね。
授乳やオムツ替えができる場所は?
そして赤ちゃんを連れている場合、どこに行っても気になるのが「授乳室」と「オムツ替え」かと思われます。
こちら鳥羽水族館では2階のレストラン「ベイサイド」の近くにベビールームが用意されています。
中には授乳室やオムツ替えシートに加えて
流し台やオムツ専用のダストボックスが設置されています。
お出掛け先において、交換したオムツを捨てさせてもらえるというのは非常に助かります。
それからトイレの個室にベビーチェア(ベビーキープ)が設置されているのも、赤ちゃん連れにとって嬉しい配慮ですね。
その他にあると便利な持ち物は?
ここではオムツやお尻拭き、ミルクなどといった赤ちゃんの必需品の他にあると便利なものを紹介します。
「しまった、忘れた・・・」とならないためにも事前にチェックしておきましょう。
- 日傘
- 帽子(ママと赤ちゃんの両方)
- 日焼け止め
- 上着(秋~冬場)
- ひざ掛け(秋~冬場)
- ベビーカー
- 抱っこ紐(エルゴなど)
- 雨具(天気次第で)
- 授乳ケープ(授乳室が空かない時など)
- ベビーフード(館内では売っていないため)
といった気温の変化に対応するものや、紫外線対策グッズは準備しておいた方が無難です。
駐車場から水族館までの道中に加えて、館内でも一部屋外となる場所があるためです。
ちなみに携帯できて、外でも気軽に食べられるベビーフードを見つけました。
⇒【楽天】和光堂 鶏とおさかなのベビーランチ(7ヶ月頃から)
中にスプーンが同封されているという親切な1品です。
レトルトパウチされていて賞味期限も長いため、いざという時の非常食にもなりますね。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
鳥羽水族館の周辺には何があるの?
鳥羽水族館だけで物足りない方のために、近くにある名所も紹介しておきます。
- 伊勢神宮
- おかげ横丁
- 伊勢志摩スカイライン
- 志摩スペイン村
- 二見夫婦岩(ふたみめおといわ)
などなど、遠方から来られた方々にもおススメです。
ただし赤ちゃんの体力や疲れのこともありますので、無理のないようにしましょう。
伊勢志摩スカイラインは伊勢と鳥羽を結ぶ有料道路ですが、途中の景色は必見です。
この日は少し曇っていましたが、伊勢志摩の海や
伊勢市内~津市の辺りまで見渡すことができました。
空気が澄んで晴れていれば、なんと富士山まで見える日があるそうです!
また、道中の展望台ではお土産を買うこともできます。
鳥羽で宿泊する場合のおススメは?
鳥羽水族館は日帰りでも十分楽しめますが、せっかくなら泊りでゆっくり観光されてはいかがでしょうか。
最後に、私がお世話になった宿泊先(鳥羽水族館から車で約10分)を紹介しておきます。
新鮮な海の幸が存分に楽しめるバイキングや、プランによっては伊勢エビやアワビの1品サービスもあります。
それから鳥羽の海を眺めながら入る露天風呂は最高です。
しかもお部屋は去年(2016年)にリフォームされたばかりにも関わらず、リーズナブルな金額で利用できました。
特筆すべきはスタッフの方々がとても親切丁寧で、滞在中は何一つ不自由なく快適に過ごせました。
翌日のチェックアウトが11時でOKだったり、宿泊記念にちょっとしたお土産を頂いたりと心に残るホテルでした。
目の前がすぐ海のため、こんな感じでホテルから波打ち際まで出られます。
朝の散歩にも良いのですが、赤ちゃんと一緒の場合には足元に十分注意しましょう。
まとめと私の体験談
このように今回は、赤ちゃん連れで行く鳥羽水族館について紹介してきました。
ホームページを閲覧すればだいたいの様子は分かりますが、細かい点に関しては実際に行ってみて良かったと感じています。
それではまとめになりますが
- 月・火・水の平日が比較的空いている
- ベビーカーは持参した方が無難
- オムツ替えや授乳はベビールームにて
- ランチはお弁当やレストランの利用を
- ゆったり泊りで行くのもおススメ
といったところでしょうか。
私が先日行った日にも、赤ちゃん連れの方々を多く見かけました。
迫力のあるジュゴンや可愛らしいペンギンを前に思いっきりはしゃぐ子や、遊び疲れて寝ている子もいました。
ここまで読んで下さった皆さんにも、赤ちゃんと一緒で思い出に残る鳥羽水族館になりますように!