毎日の育児に全力で立ち向かっておられる皆さん、いつも本当にお疲れ様です。
今回はドアや扉による、乳幼児の足の指はさみについてのお話です。
皆さんの中で、こんなヒヤッとする体験をされたことは無いでしょうか?
- ドアの向こう側の子供に気付かず開けてしまった
- 子供が自分でドアを開けて足の指をはさんだ
- 兄弟姉妹が勢いよくドアを開けて下の子が指をはさんだ
などなど・・・実際にケガをしてしまったケースもあることでしょう。
今日は同じような体験をされたり、子供に痛い思いをさせたくない方のために防止策を探してきました。
こんなちょっとしたことでも、小さな子供達の安全対策に繋がれば幸いです。
目次
ドアの下の隙間は結構危険?
皆さんはリビングやトイレ、寝室などのドアと床との間に「隙間」があることにお気付きでしょうか?
もちろん床を擦る訳にいきませんので、もともと数ミリの隙間はあります。
しかしながら近年(1990年頃~)建てられた家のドアには、ホルムアルデヒド対策といった換気目的での隙間が存在します。
これはドアのアンダーカットと呼ばれていて、だいたい床から1㎝くらい上にドアが付けられているのです。
この写真のように
床とドアの間に隙間があり、向こうからの光が見えています。
そしてこのアンダーカットの隙間が、ちょうど乳幼児の足の指と同じくらいの高さにあるのです。
我が家にも4歳と2歳の娘がおりますが、先日2人で追いかけっこをしていて上の子が急にドアを閉めたため、下の子の足の指がはさまりました。
幸い軽くはさんだ程度でしたので赤くなるだけですみましたが、場合によっては
- 皮がむける
- 出血する
- 爪が剥がれる
- 足の指を骨折する
というような痛々しい事故に繋がる恐れもあります。
そうならない為にも、次の項目で具体的な防止策を紹介していきます。
ドアにおける足の指はさみを防止するには?
私がネットで色々探していた中で、こんな安全グッズがありました。
もう少し拡大してみましょう。
商品名は「すきま風ストッパー」と言って、ポリウレタンで出来たスポンジ状の棒が2本繋がったような形をしています。
横から見てみると
こんな感じで、長さは一般的なドアの横幅よりも15~20㎝程長く作られています。
取り付け方はどうすればいいの?
至って簡単なのですが、順を追って解説していきます。
まずは本体をドアの下に滑り込ませます。
商品の説明書きにもありますが、ドアの「厚み」が3.5㎝以上あると入らない場合があります。
ドアの根本の方まで差し込みましょう。
基本的にはドアの幅と同じになるように合わせます。
ちょうどの所にマジックで印を付けます。
あとはその通りにハサミで切ります。
結構簡単に切ることができます。
はじめから切ることを前提に、長く作ってあるようですね。
うまく切れたら再度ドアの下に差し込みます。
ただし、このままだとドアが最後まで閉まらないはずです。
ドアの「枠」に片方の端が当たってしまいました。
なので、ハサミで端を少し斜めに切ってみましょう。
するとこんな感じになります。
再びドアに装着して閉めてみると
端を切り取った分、うまく閉まりました!
これで作業は終了です。
このようにもしドアの下に足の指をはさみそうになっても、ポリウレタンの樹脂が子供の小さな足を守ってくれるのです。
ちなみに、ドアを開けたままで固定するための金具(ドアストッパー)もちゃんと使えます。
同じものですが、おススメなのでもう一度紹介しておきますね。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
メリットとデメリットはどうなの?
では次にすきま風ストッパーの利点などについて考えてみましょう。
ネット上の「お客様の声」や、私が実際に使ってみて感じたことなどをまとめてみました。
- 足の指はさみを防止できる
- 冬場のすきま風対策にもなる
- 夏場の冷房効率を上げる
- ホコリ等が入りにくくなる
- 防音効果がある
もともとは商品名の通り「すきま風を防ぐ」というグッズです。
しかしながら同時に、乳幼児の足の指をケガから守ってくれるという大きなメリットがあります。
続いて欠点の方も見ていきましょう。
- 多少床に擦れるためワックス等が落ちることも
- アンダーカットを塞ぐため換気効率は下がる
- ドアを閉める際に少し力が必要になる
- 色が茶系のため白系のドアには不似合い
などなど・・・メリットに比べれば微々たるデメリットと思われます。
いつからいつまで付けておけばいいの?
また「いつからいつまで」という、期間的な問題について触れておきたいと思います。
まずは、赤ちゃんがまだ寝返り程度の動きしかできないうちは不要と思われます。
しかしながら、這い這いができるようになる頃には準備されることをおススメします。
この辺りの時期からは、赤ちゃんが私たちの後についてくる「後追い」が始まります。
行動範囲が広まると同時に、ドア付近を通過する頻度も増えてきます。
そして「つかまり立ち」や「よちよち歩き」が出来るようになると、さらに危険度が増すでしょう。
もし皆さんの子供がその位の時期でしたら、早急に検討されてはいかがでしょうか。
一方で、いつまで付けておくかという終了時期に関しては、子供の成長具合によると思われます。
ドアの開け閉めにしっかり注意が払えるようになる年頃というと・・・5歳位からでしょうか。
心配な場合には、小学生中学年くらいまで付けておいてもそう問題はないと思われます。
ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。
⇒【楽天ブックス】はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア
病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。
それから私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。
⇒【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 / 太田知子 イラスト
文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。
思い通りにいかなくて悩むことも多い育児ですが、この本を読むと何か「ほっこり」した気持ちになれます。
まとめと私の体験談
このように今回は、ドアについて子供の足の指はさみを防止するために色々と調べてきました。
それでは最後にまとめとして
- ドアのアンダーカットを塞ぎましょう
- 「すきま風ストッパー」がおススメ
- 価格も手頃で取り外しも簡単
- 赤ちゃんが這い這いを始める頃から
- ケガ防止以外にもメリットがたくさん
といったところでしょうか。
ちなみに楽天以外にもホームセンターなどを探せば、似たような商品が手に入ると思われます。
1個数百円で子供の安全と安心が買えるとすれば、「保険」の意味でもコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
参考までにうちではリビングやトイレ、パパの部屋など合計4ヶ所のドア全部に付けてあります。
その効果があってか、付けてから子供が足の指をはさまなくなりました。
ママがどんなに気を付けていても、パパや上のきょうだい達がうっかりはさんでしまうことも考えられます。
事故やケガが起きてから「対策しておけば良かった・・・」と後悔しないためにも、すきま風ストッパーはおススメです!