甘いお菓子の代表ともいえるチョコレートですが、小さな赤ちゃんに与えても大丈夫なのでしょうか?
私にも3歳と1歳の娘がいます。
実はまだ2人ともにチョコレートは解禁しておりません。
しかしながら「そろそろ良いのでは・・・」という思いと同時に、こんな疑問も浮かんできました。
- チョコは一般的に何歳から大丈夫?
- 食べさせるなら一日にどれくらい?
- チョコに関する注意点とは?
時期的にそろそろバレンタインデー・・・というご家庭もあろうかと思われます。
私の集めた情報が皆さんのお役に立てば光栄です。
また、他にも子供とチョコに関連する記事を下記にまとめています。
合わせて参考になれば幸いです。
赤ちゃんにチョコレートはいつから大丈夫?
まず気になるのが「いつから?」という開始時期についてかと思われます。
私が調べた育児サイトや離乳食本によりますと、結構多くの意見が出回っているようでした。
一例になりますが
- 0歳のうちはNG
- 1歳になってからなら大丈夫
- 2歳を過ぎてからならOK
- 3歳までは与えない方が良い
- 5歳以降でなるべく遅い方が良い
などなど・・・育児の専門家の方でも少しずつ意見が違っていました。
特に「○歳からOK!」と明確に決まっていないものは、判断に迷う場合が多いですね。
ちなみに、私の勤務先におられる小児科の先生に質問してみたところ
「少なくとも1歳以降で、初めはほんの少しからが無難」
「あくまでもオヤツなので、普段の食事をきっちり摂っていれば無理に与える必要はありませんよ」
という回答を頂くことができました。
つまり「0歳の赤ちゃん」のうちはまだ与えない方が良さそうです。
それから、歯医者さんのホームページをいくつか閲覧して回りました。
中でも多かったのは
「チョコは3歳を過ぎてからが望ましく、食べた後にはしっかりと歯磨きを!」
という意見でした。
チョコレートだけが虫歯の原因ではないそうですが、子供の大切な歯が虫歯になるのは避けたいものです。
子供に対するチョコレートの適量とは?
では次に、チョコレートを与えるとしたらその「分量」はどうなのでしょうか?
上の項目でも書きましたが、チョコレートは「嗜好品(しこうひん)」であり「おやつ」という位置付けになっています。
そもそも「おやつ」とは、1日に3度の食事で不足する栄養やカロリーを補うためのものです。
食事が十分に足りているのにも関わらず「おやつ」を食べ続けることは、栄養過多となり糖分の取り過ぎや肥満の原因になったりします。
ここでは子供の年齢別に必要なおやつのカロリーを計算し、1日に与えても良いチョコレートの分量を紹介します。
まずは幼児にとって、1日に必要なカロリーを見てみましょう。
- 1歳~2歳・・・男の子 950kcal 女の子 900kcal
- 3歳~5歳・・・男の子 1,300kcal 女の子 1,250kcal
僅かではありますが、男女で差があることが分かります。
(参考資料:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015年版)』より)
そして「おやつ」として1日に与えても良いのは、上記の10~20%であるとされています。
試しに15%で計算してみたのがこちらです。
- 1歳~2歳・・・男の子 143kcal 女の子 135kcal
- 3歳~5歳・・・男の子 195kcal 女の子 188kcal
ちなみに一般的なチョコレートは100グラムで558kcalあります。
(ピーナッツやアーモンドなどの入っていない普通のミルクチョコレートで計算)
やはりカロリーだけを見ると結構ありますね。
それをもとに上記を「チョコの重さ(g)」に換算してみると
- 1歳~2歳・・・男の子 25g 女の子 24g
- 3歳~5歳・・・男の子 35g 女の子 34g
となります。
1日のおやつにチョコだけを与えるとした場合、上記の分量をひとつの目安に考えておきましょう。
参考までに、よくあるアルファベットチョコの1粒は約5gとなっています。
チョコレートを与える際の注意点とは?
これまでの項目で、チョコの開始時期と分量についてはご理解いただけたかと思います。
ついでに、子供にチョコを食べさせる場合の注意点なども確認しておきましょう。
- 頻繁には与えないようにする
- ウィスキーボンボンなどの「洋酒入り」は避ける
- 食べさせた後はしっかりと歯磨きを
チョコレートはその甘さから、私たち大人でも「癖になる」可能性の高い食品です。
毎日毎日、子供の欲しがるままに与えるのはやめておきましょう。
また、高級チョコや洋菓子に使われているチョコにはお酒が入っている物も少なくありません。
チロルチョコやチョコボールなら大丈夫ですが、外国製のものなどには注意が必要です。
それから歯医者さんも勧めているように、虫歯予防のためにも歯磨きはしっかりしておいた方が無難です。
お出かけ先などで歯が磨けない場合には、お茶やお水で「うがい」をするだけでも予防になるとされています。
まだ「うがい」が難しい子供には、チョコを食べた後にお茶を飲ませるだけでも効果があるそうです。
ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。
⇒【楽天ブックス】はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア
病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。
また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。
⇒【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 / 太田知子 イラスト
文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。
ご自身で読まれる以外に、初めてお子さんが生まれたご家庭へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。
少し余談ですが、ベビーグッズ全般としてはこちらもおススメです。
⇒おしゃれなベビーキッズ用品のセレクトショップ【I love baby(アイラブベビー)】
圧倒的な品揃えに加え、デザインの可愛さには一見の価値があると思われます。
赤ちゃんのお食事グッズだけでなく、衣類・おもちゃ・お出掛け用品・消耗品などが幅広く取り揃えられています。
まとめと私の体験談
このように今回は、子供とチョコレートに関する疑問点について調査してきました。
すでにご存じの方もおられるかもしれませんが、私自身にも勉強になりました。
では最後にまとめとして
- 少なくとも1歳を過ぎてから
- できれば3歳以降が無難
- あくまでも「おやつ」であるという認識を
- 1日の分量を理解して与え過ぎないように
- 食べさせた後には歯磨きをしっかりと
といったところでしょうか。
私もチョコは大好きで、手元にあればついつい食べ過ぎてしまいます。
同様にママが美味しそうに食べているのなら、子供も欲しがるのが当然と思われます。
最終的にはママの方針と判断になりますが、子供にとって最良となるような開始時期と適量でチョコを食べさせてあげたいですね。