赤ちゃんが汗疹(あせも)に?写真や対策はどうすれば?


毎日の育児に全力で取り組んでおられる皆さん、本当にお疲れ様です。
もしかすると赤ちゃんにこんな症状が出ていないでしょうか?

  • 背中やお腹などに赤い発疹ができている
  • 身体のあちこちを気にしたり掻いている
  • 最近汗をかくことが多くなってきた

これらの症状は、梅雨~初秋といった汗をかく時期になりやすい汗疹(あせも)の可能性があります。

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私にも2人の娘(3歳と1歳)がおりますので、子供の病気に関することは日々気になります。
今日はそんなあせもについて、私なりに色々と調べてみました!
毎日の育児でお忙しい皆さんのお役に立てば幸いです。

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汗疹(あせも)を写真で確認してみると?

「もしかしたらうちの子も・・・」という方のためにあせもの写真を見つけましたので紹介しておきます。
肌の症状などは、文章で説明するよりも実際に見ていただいた方が分かりやすいと思われます。
(画像引用:「症例専門サイト たんぽぽこどもクリニック」様より)

まずはこちらの写真から見ていきましょう。

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赤ちゃんのおでこから髪の生え際の辺りに、赤い発疹がポツポツできています。
1つ1つの大きさは2~3㎜くらいでしょうか。

次はお腹のおへそ周りの写真です。

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おへそを中心にやや大きめの発疹が広がっています。

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そしてこちらは背中一面に赤い発疹が出ています。
診察された先生のコメントにも『重症のあせもです』とありました。

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下の写真は、背中とお尻の間に発疹が集中しています。

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服で擦れたりすると思うと痛々しいですね。

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また、上の写真のように腕にできるケースもあるそうです。

汗疹(あせも)の基本的な特徴とは?

次にこの「あせも」について、基本的な特徴を説明します。
分かりやすいようにまとめますと、

  • 正確な読み方は汗疹(かんしん)
  • 湿疹(しっしん)と似ているが別もの
  • 大量の発汗時に起こりやすい
  • 分類として2種類に分けられる
  • ウィルスや菌が直接の原因ではない
  • 他の子供にはうつらない
  • 保育園や小学校の出席停止対象ではない

といったところでしょうか。

あせもの直接的な原因としては、本来なら体外に排出されるべき汗の通る管が詰まってしまい、管の外(皮膚内)に漏れ出てしまうからだそうです。
そのため皮膚が炎症を起こし、赤い発疹が出たりすると小児科の先生から教わりました。

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さらに調べたところ、あせもは「汗の通る管が詰まった位置の深さ」によって2種類に分類されています。

  • 紅色汗疹・・・・皮膚の深い部分で起こり、赤い発疹となり痒みも出る
    (こうしょくかんしん)
  • 水晶様汗疹・・・浅い部分で起こり、水疱になるが痒みを伴わない場合も多い
    (すいしょうようかんしん)

一般的な「あせも」は紅色汗疹を指すことが多く、ステロイドによる治療が行われることもあるようです。

そして水晶様汗疹の方は症状的にも軽く2~3日で完治するため、特に治療を行わないという先生もおられるそうです。

ちなみに身体の中であせものできやすい部位としては

  • 頭皮
  • 首筋
  • わきの下
  • 腕や脚の関節の内側
  • 背中
  • お腹
  • 股間
  • お尻

などが挙げられます。
やはり熱がこもったりして、たくさん汗をかく部位にできやすい訳ですね。
通気性の悪い衣服で蒸れたりするのも原因だそうです。

あせもの対処法や予防をするには?

これも私が小児科の先生に聞いたり、本を読んで得た情報をまとめてみました。
皆さんの中ではすでにされている方法もあると思いますが、有効な対処法が見つかれば幸いです。

  • エアコンや扇風機を利用する
    (冷え過ぎないように注意)
  • こまめにシャワーや入浴をする
    (あまり肌をゴシゴシ擦らない)
  • 汗をかいたら早めに拭き取る
    (水で濡らしたタオルなどで)
  • 着替えの回数を増やす
    (メッシュ素材がおススメ)
  • オムツもなるべく早めに交換する
    (オムツかぶれの予防にも)
  • 髪の毛や爪も短めに切っておく
    (首への刺激や掻きむしり対策)

というように、要は「肌を清潔に保つ」ということが大切なんですね。
あせもになった部分を放置しておくと、かゆみのために赤ちゃんが無意識に掻きむしってしまうことも考えられます。

そうすると傷口からばい菌が入り込んで「とびひ」に発展する可能性もあります。
※正式名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」と言います。
爪を短めに切っておくことで、深い傷口が出来るのを少しは防ぐことができます。

ちなみに「とびひ」に関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

子供が「とびひ」かも?写真や薬による治し方は?

上記のような対策をしていてもあせもが治らなかったり、繰り返しなってしまう場合には小児科や皮膚科の先生に相談してみましょう。

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あせもと間違えやすい病気とは?

実は症状があせもに似ていて、身体中にブツブツの発疹などができる病気は他にもあります。

ただのあせもだと思っていたら実は感染症だった!・・・というケースも考えられますので注意が必要です。

参考までに下記のリンクにて紹介しておきます。

子供が水疱瘡かも?初期症状と写真画像はコチラ!

赤ちゃんが麻疹(はしか)かも?症状と写真画像はコチラ!

子供が風疹(ふうしん)かも?症状と写真画像はコチラ!

特に発熱がある場合には上の病気が当てはまることもありますので、早目に受診された方が無難でしょう。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報について、詳しく書かれた本を見つけました。

【楽天ブックス】はじめてママ&パパの0〜6才病気とホームケア

病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

また、私自身も愛読していますが子育て全般に関する「育児本」として、このシリーズが分かりやすくておススメです。

【楽天ブックス】子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 / 太田知子 イラスト

文字ばかりではなく、可愛らしいイラストや4コマ漫画が随所にありますので、気軽に読み進めることができます。

ご自身で読まれる以外に、初めてお子さんが生まれたご家庭へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

まとめと私の体験談

このように、今回は「これって汗疹(あせも)なの・・・?」という場合の対処法について調査してきました。

最後にまとめですが

子供が汗疹(あせも)ではと思ったら?
  • 急な発熱(微熱でも高熱でも)がないか?
  • 発疹の様子を写真などで見比べてみる
  • 汗のかきやすい部分に発疹が集中していないか?
  • 上記のあせも対策や予防法を試してみる
  • ひどくなる前に受診するのがおススメ

というような点に注意しておきましょう。

参考までに、私の下の娘(1歳)も寝汗をよくかきます。
朝起きてそのまま保育園に連れて行くと、ほぼ決まってあせもになって帰ってきます。

そのため毎日起きてからシャワーを浴びさせるようにしたところ、あせもの発生率をかなり抑えることができました。
(それでもたまに出来ますが、治りも早いです)

忙しい朝にシャワーするのは大変ですが、寝汗を一旦リセットして清潔な肌にすることはあせも予防になることが分かりました。
大切な赤ちゃんのためにも、お互い頑張りましょう!

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