インフルエンザの予防接種は2回必要?その間隔や期間は?


季節も夏から秋になり、そろそろインフルエンザの予防接種の話題がちらほら出てきました。
小さなお子さんをお持ちのママさんには、毎日の育児本当にお疲れ様です。

私にも3歳と1歳の娘がおりますが、インフルエンザの予防接種に関してこんな疑問がありました。

  • 小さな子供の予防接種が2回なのはなぜ?
  • おススメの接種時期と2回目との間隔は?
  • どうしても1回しか受けられなかった場合には?

などなど・・・やはり子供の健康に関わることは親としても気になります。
私と同じように育児中であったり、今回初めてインフルエンザの予防接種を受けるつもりの方の不安が少しでも解消されれば幸いです。

ちなみに、インフルエンザ予防接種については他にも下記のリンク先で詳しく説明してあります。

インフルエンザの予防接種の料金は?安く受けるコツは?

授乳中のインフルエンザ予防接種はOK?母乳への影響は?

予防接種が原因でインフルエンザに?実際はどうなの?

卵アレルギーでインフルエンザ予防接種は?ママさん必見!

インフルエンザの予防接種で副作用が?対処法などは?

合わせて皆さんの知識の足しになればと思います。

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赤ちゃんのインフルエンザ予防接種はなぜ2回必要なの?

私が小さかった頃などは、インフルエンザの予防接種は1シーズンに1回受けるのが普通でした。
現在では赤ちゃんや子供のうちは2回接種するのが基本となっています。

その理由として1回の接種だけで済ませるよりも、一定期間後に2回目の接種を行うことで免疫機能がさらに向上するという研究結果が出ていることによります。

これは生物学用語で「ブースター効果(追加免疫効果)」と呼ばれるものです。

具体的にどれほどの効果があるかというのは諸説ありますが、一説によると赤ちゃんから子供のうちは1回目の予防接種の効果は1ヶ月程度で無くなるそうです。
そこで2回目の予防接種をすることで、今度は4~5ヶ月ほど持続する免疫機能が身体に備わると言われています。
(参考:医療法人社団彰考会 あいざわクリニックのHPより)

つまりインフルエンザの予防接種による免疫効果は

  • 1回接種のみ・・・1ヶ月程度しか持たない
  • 2回目も接種・・・プラス4~5ヶ月持続

となり、毎年だいたいインフルエンザが流行し始める11月~3月までの約5ヶ月間をカバーできるのです。
ただ、2回目の予防接種を受けたからといって100%感染を防げるというわけではありません。
あくまで「かかりにくくする」、「かかっても軽度の症状で済む」という効果を期待するものです。

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大人になると2回目の予防接種は受けられないの?

何歳まで2回目の接種が必要かという点については次の項目で説明しますが、実は大人でも2回目の接種は可能です。

もともと、インフルエンザの予防接種自体が保険適用外の「自由診療」となっています。
本人の希望や医師の判断などにより、2回目の予防接種を受けることもできます。

一例と挙げてみますと

  • 受験生(大学・高校・有名私立)
  • 高齢者(65歳以上の方)
  • 医療従事者(病院・施設)
  • 公務員(警察官・消防署員・自衛隊関係)

などなど・・・職業柄や時期的に「インフルエンザに感染する可能性を極力減らしたい」という方には2回目の接種をおススメします。

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予防接種が2回必要なのは一般的に何歳まで?

これについては国の機関である厚生労働省のホームページを見てみましょう。
そこにはこう記載されています。

『Q.25: ワクチンの接種量及び接種回数は、年齢によって違いはありますか?

インフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりです。

(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
(2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
(3)13歳以上の方 1回0.5mL 1回接種

1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいてかまいません。

  1. (注1)13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は、医師の判断で2回接種となる場合があります。
  2. (注2)一部のワクチンは、(1)については「1歳以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種」となります。』

(参考:厚生労働省のHP インフルエンザのQ&Aより引用)

上記資料によると、2回接種と1回接種の年齢的な「区切り」は13歳であることがわかります。

ちなみに生後6ヶ月に満たない赤ちゃんは、基本的にインフルエンザの予防接種が不要とされています。
なぜなのか気になりましたので、勤め先の小児科の先生に聞いてみました。

その理由としてこの時期の赤ちゃんは

  • 母親から受け継いだ免疫の効果が残っている
  • 年齢的にもともと免疫が付きにくい

ということだそうです。
また、病院や先生によっては6ヶ月ではなく「1歳」まで同様の理由でインフルエンザの予防接種を勧めないという方針もあるとのことでした。

ちなみにネットで色々調べているうちに、小さな子供のかかりやすい病気や日々の健康に関する情報が分かりやすく書かれた本を見つけました。

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病院に行くかどうか迷ったり、こんな時にはどうしたら?というような身近な疑問の解決に役立つ内容となっています。

ご自身で読まれる他にも、初めてお子さんが出来たご家庭へのプレゼントとしてもおススメです。

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推奨される接種時期と2回目との間隔は?

では、実際にインフルエンザの予防接種に適した時期について考えてみましょう。

1回目の接種から1週間経過していれば、最短で2回目を受けることが可能です。
ただ、あまり間隔が短いと1回目のワクチンが身体に定着していないことがあります。

逆に1ヶ月以上空いてしまうと上で紹介したように効果が途切れてしまう可能性があります。
そうなるとせっかく2回の予防接種を受けたのに、最大の目的であるブースター効果の意味がなくなってしまいます。

そのため一般的には、1回目の接種から3~4週間空けて2回目を打つのが良いと言われています。

例年通りであれば、インフルエンザが流行し始めるのが11月頃からかと思われます。
これに合わせるとするならば、10月~11月の間に受けておくのがおススメとなります。

接種予定の目安としては

  • 10月中に1回目の接種
  • 11月中に2回目の接種

としておくのが無難と思われます。
予防接種の日程にはママの都合や予定もあるでしょうし、何よりも赤ちゃんが急に熱を出したりして当日の接種ができなくなることも考えられます。
(病院にもよりますが、一般的に体温が37.5度以上だと接種ができなくなります)

さらに最近では「事前予約」が必要な医療機関も増えてきています。
体調不良などにより予約日に接種が受けられない場合、赤ちゃんの体調が戻ってから再度予約を取り直さなくてはなりません。

このような不測の事態が起こる可能性からも、早めに予防接種の計画と予定を立てられることをおススメします。

ちなみに、生後~3歳くらいの間に必要な予防接種はインフルエンザだけではありません。

  • ヒブワクチン
  • 肺炎球菌
  • 4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
  • BCG(結核)
  • はしか・風疹
  • 日本脳炎

などなど・・・場合によっては、毎月のように何かしらの予防接種を受ける時期も考えられます。
おまけにインフルエンザの予防接種と同じく追加接種があるものが多く、2~4回受けなくてはならないものもあります。

これらとも合わせて、インフルエンザの予防接種の日程をうまく調整していきましょう。

参考までに私の勤め先の病院では、毎年10月1日からインフルエンザの予防接種の予約を受け付けています。
料金のこともありますので、まずは電話で問い合わせをしてみるのが良いでしょう。

接種が1回だけだと抗体や免疫が付かないの?

2回接種が必要と言われると、このようにお考えの方がおられるかもしれません。
度重なる赤ちゃんの体調不良やママのお仕事の都合などによって、1回目は受けたものの2回目がずるずると伸びて結局受けられなかったというパターンもあり得ます。

小児科の先生に聞いたところ

「1回だけでも受けないよりは断然良い
「2回目が1月、2月になっても免疫効果はある」

という答えが返ってきました。

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医療機関によっては年が明けて1月になると、インフルエンザの予防接種を受け付けてくれないところもあります。
製薬会社も製造量を控えたりして、そのシーズンのワクチンが全国的に少なくなる傾向にあります。

ちなみに本来のシーズンから外れた4月や5月になっても、インフルエンザにかかる場合が考えられます。

上の項目でも書きましたが、できれば11月中か遅くとも年末までには2回目の予防接種を済ませておきたいですね。

合わせてインフルエンザを予防するためには?

ここまでは予防接種の回数や必要性について紹介してきました。
皆さんご存知の通り、ワクチン接種を2回受けても100%インフルエンザを防ぐことは不可能です。

予防接種以外の予防方法としては、身近な家族である私たちがかからないようにすることです。

インフルエンザの感染原因としては、基本的に「誰かからうつる」というものです。
外出して他人からうつる場合も当然ありますが、最も接触頻度の高い私たちが気を付けることが、結果的には赤ちゃん自身を守ることに繋がります。

そのためには私たちも予防接種を受ける他に

  • 手洗いうがいの励行
  • マスクの着用
  • 部屋の湿度と温度の適正管理
  • 規則正しい生活習慣
  • 寝不足の解消
  • 偏食を避ける

などなど基本的なことですが、予防接種を受けた回数に関わらず家族全員で気を付けていきたいですね。

まとめと私の体験談

このように今回は、インフルエンザの予防接種を2回受ける必要性と間隔などについて調べてきました。

私自身も知らなかったことが多かったため、かなり勉強になりました。

では最後にまとめとなりますが

インフルエンザの予防接種の回数と間隔とは?
  • 生後6ヶ月~13歳までは2回の接種が好ましい
  • 生後6ヶ月未満の場合には接種自体が不要とされている
  • 私たち大人でも2回接種することが可能
  • 1回目を受けてから3~4週間後に2回目がおススメ
  • 早めに予定を立てて日程の調整を

といったところでしょうか。

私の娘も去年のインフルエンザ予防接種の際、1回目から発熱によって受けられずに予定がズレてしまいました。

すでに予約してあった2回目をキャンセルするのを忘れていたり、仕事の休みを代わってもらったりと結構バタバタしたのを覚えています。

そして何とか年末までに2回目の接種が終わったものの、年が明けて3月初旬にインフルエンザ(B型)にかかってしまいました・・・。
順番的に私が先にかかってウィルスを家に持ち帰り、娘にうつしたものと思われます。

症状的には意外と軽かったため、予防接種の恩恵があったと信じるようにしています。

皆さんの赤ちゃんには予定通りに予防接種が受けられて、インフルエンザにかからないよう願っています!

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